知っておきたい子どものこと#15子どもの性教育PART1幼児期編
子どもの性教育は誰がする?
学校で性教育をやってくれているはずと思っていませんか?
現在は、国が性教育事業のサポートとして重要性を発信して自治体に任せているようです。親も国も学校もなんとなく他人ごとになっている気がします。学校任せではなく、おうちで性教育してみてはいかがでしょうか。性犯罪に巻き込まれないための基礎知識を子どもに学んでもらうために、まずは足元から子どもの安全を確保するための一歩を踏み出してみませんか?
年齢によって違う性教育
性教育は年齢によって伝え方が変わります。チャイルドラインでは、小さい子にはわかりやすい例えや本人が言った言葉を使って話を聴きます。
子どもの時期を3段階に分けて、性教育の方法を今回から3回にPARTを分けてお伝えします。(参考資料:「おうち性教育はじめます」著 村瀬幸浩・フクチマミ)
幼児期の性教育
「プライベートパーツ」って知っていますか?水着で隠れる部分(胸・性器・お尻)と口です。お医者さんや看護師さん、歯医者さん以外のひとには、このパーツは勝手に「触らない。触らせない。」ことを子どもに教えましょう。
いかのおすしと覚えよう
もし、勝手に触ったり、見ようとしたひとがいたら「いかのおすし」で撃退します。
いか―行かない
の―乗らない
お―大きな声を出す
す―すぐに逃げる
し―知らせる
子どもに信頼されるには?
一番大切なことは、子どもから相談してもらえる親子関係を作っておくことです。子どもが親から「愛されている」と感じられるように、普段から抱きしめる、手をつなぐ、子どもの声に耳を傾けるなどを心がけましょう。もし、子どもから打ち明けられたら、驚かず、叱らないように気をつけて、しっかり話を聴いてください。
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