![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161757573/rectangle_large_type_2_54b9881cb809b15031ec5bbc282eb844.jpeg?width=1200)
ライオンの隠れ家
自閉症の弟と暮らしている兄が主演のドラマ
洸人は弟のために生きている、波風が立たない平和な生活作りに徹底している姿が少し自分と重なって見える。
戸建ての家があって、でんでんさん演じる明るく理解のあるご近所さんがいて、みっくんが騒いでもご近所トラブルにもならなさそうな立地で、みっくんにも仕事があって、羨ましいなと思って見ている。(サスペンス要素もあるのにそこ)
「もしかしたら、今まで僕がみっくんの可能性を狭めていたのかなって。人に迷惑をかけたくないとか、自分にとって都合がいいようにとか、そういうのを気にして。『弟はこういう人間』って決めつけて。でもライオンがうちに来てから、みっくん何か変わってさ」
かのじょのサポートに必死になっているけど、ほんとは自分のため。不安定になって攻撃的になると困る。そうなった時、駆けつけるために自分の予定を変える、特に人との約束をキャンセルしたのが相当ストレスだった。理解のある友人でいいよと言ってくれているのに自分の性格上迷惑をかけてしまったと悔やみ続けてしまっている。もうそんな思いをしないようにと予定をあまり入れないようにして、勝手にしてることなのにかのじょのせいで人生窮屈だなと思ってしまったりしている。
かのじょはこんな恩着せがましい行動、望んでないんだろうな。外出時も色々先回りして予測して、不安定にならないようにお膳立てして、安全な範囲で楽しめるように考えている。でもそれって本当にかのじょのしたいことじゃないんだろうな。と、思い始めた矢先のこのセリフ。響いて泣いてしまった。
自分のためなのかもだけど、不安定になったら尻拭いするのは私だし、不安定な事象のコントロールはかのじょは出来ないんだから、仕方ないかな。
先のことはわからないし、何かあったら対応できる体力を残して、どんと構えた人間になりたいな。
長所慎重思慮深い 短所ネガティブ考え過ぎ な私には程遠い。
将来に不安しかないけれど、多分明日も生きています