上級心理カウンセラー⑤
ついに第5回となりました上級心理カウンセラー資格取得に向けたこの企画ですが、今回は認知療法について書いて行こうと思います。
ちなみに、私の学習の方は・・・現状でちょっと焦っている感じです。
認知療法について
認知療法は、心の健康を保つための有力な方法の一つです。
この療法は、特にうつ病や不安障害などの心理的な問題に対して効果的とされています。
認知療法とは?
認知療法は、人の考え方や感じ方が行動や気分にどのように影響を与えるかを探る療法です。
たとえば、テストの結果が60点だったとします。
この時「自分はダメだ」と考えるひとと、もう少しで70点だ!と考える人がいるように思考によって感じ方が違ってきます。
このようなネガティブな思考をポジティブに変えることで、気分や行動も改善されるという考え方が基本です。
認知療法の基本的なステップ
認識
まず、自分のネガティブな思考パターンに気づくことが重要です。日常生活の中で、「自分は無理だ」と思ったり、「みんなに嫌われている」と感じたりする瞬間に注意を払いましょう。挑戦
次に、そのネガティブな思考が本当に正しいかどうかを問いただします。「本当にみんなに嫌われているのか?」、「他にもっとポジティブな見方はないか?」と自問してみましょう。置き換え
最後に、ネガティブな思考をもっと現実的でポジティブな思考に置き換えます。「自分は無理だ」と思う代わりに、「まだ学ぶ余地があるけど、努力すればできる」と考え直すのです。
個人的な方法としては、「だからこそ」というワードをお勧めします。
”皆に嫌われているかも…だからこそ自分から話しかけて仲良くなろう。
といった感じですね。
認知療法の効果
認知療法は、短期間で効果を感じやすいという利点があります。
数週間から数か月の間に、思考パターンを変えることで気分や行動の改善が見られることが多いです。
また、認知療法のテクニックは、自分で実践できるようになるため、自己管理がしやすくなるというメリットもあります。
思考階層構造モデル
思考階層構想モデルには中核信念・媒介信念・自動思考の3つがあります。
・中核信念
自分自身・他者・自分を取り巻く一定の信念の事です。
・媒介信念
媒介信念とは中核信念をもう一歩踏み込んだ捉え方で、「頭が悪い」事に対して「頭が悪いなんて最低」=「常に努力しないといけない」=「努力しないとダメになる」と捉える考え方です。
・自動思考
自動思考とは、中核信念・媒介信念を経て自然に出てくる考え方で、この思考が認知の一番初めになります。
上級心理カウンセラー資格と認知療法
上級心理カウンセラー資格を取得する上で私が感じた事は、認知療法の考え方はクライエントだけでなく、多くの方の考え方の改善になり、ストレス(プレッシャー)の軽減になる考え方だと思います。
まとめ
認知療法は、日常生活でのネガティブな思考をポジティブに変えることで、心の健康を保つための有効な方法です。
上級心理カウンセラー資格を取得することで、この療法を効果的に使い、クライアントのサポートを行う能力を身につけ、一人でも多くの方のサポートが出来ればと思います。
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