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多摩川の生き物とヒト その240 水系 羽村大橋から永田橋までの右岸 ‘24/8/3

カに100か所ぐらい刺される覚悟で行きそびれた羽村から永田橋まで。コシオガマやカラスノゴマを探す。
羽村堰下橋を右岸へと渡り、レクレーション広場へ。さすがにヒトはまばら。まだ、クサノオウが咲いていた。広場を通り、永田橋などへ抜ける道に入る。カラスノゴマを探すが、見つからない。道にはクモの巣が張ってある。そうだろう。カが多く、蒸し暑い中を歩くヒトはいないだろう。
自転車や腕などにクモの巣が絡む。まだ、花を着けていないコシオガマを見つけ、安堵する。花も見てみたい。

コシオガマ。シオガマの仲間は高山に生える感じがする。
東京都では絶滅危惧Ⅱ類に指定。ハマウツボ科に属しているように半寄生。
マユミ。これから淡い赤のきれいな実を着ける。ニシキギ科はきれいな実を着けるのが多い。
クモなどの餌食になった小道。カなどがいなければ、花があり、いい道。
道に糸を渡しているクモ。ジョロウグモか。

途中、二又に分かれた道を右へと進む。道沿いにはヤブランが並び、美しい。マユミも多くの実を着けている。今年はきれいな実を見られそう。
クモの巣やヤブを払いながらあきる野市のグラウンドへ。暑いので、さすがのセンダングサも萎れている。

キツネノマゴ。面白い名前。何でキツネノマゴか。花の形がキツネに似ていて、孫みたいに小さいことから言うみたい。キツネノマゴ科
ヤブラン。ランと名がついているが、ラン科ではない。アマドコロと同じキジカクシ科。
暑さと雨が少ないので、乾燥などに強いセンダングサもさすがに萎れている。
クサギ。葉は臭いが、花は良い匂い。あきる野市水神宮付近で。
長く伸びるおしべが魅力的。チョウなどにとっても魅力的。シソ科。
テリハノノイバラ。美しい大ぶりの花を着ける。バラ科。
花の内部が少し見えているスズサイコ
秋、実るのが楽しみ。キョウチクトウ科。
永田橋近くの草原。丘陵からの水が流れ込む。
イノシシが出るようになった。
暑い中、実を着けたシンジュ。これから飛んでいく。

土手に出て、スズサイコを見つける。1つ、2つ、まだ、花が残っていた。ツリガネニンジンみたいな花がぶら下がっていた。朝早く訪れて満開の花を見てみたい。
蚊に刺された所が2桁にいかず、お岩さんみたいにはならなかった。

羽村市の坂の途中にある馬の水場跡。水は馬でも飲めないが、ヒカリモが出ている。
ゴミに混じり、ヒカリモがある。採取して見てみたい。

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