多摩川の生き物とヒト その121水系川崎小向 排水工事の下見と大師橋まで その2 23/6/1
旧明治製糖護岸から堤防を上がり、東海道本線や京浜東北線の橋梁の下をくぐる。途中で、ビワがあり、少ししか熟していなかったが、美味しく食べた。
京急本線は高さが低く、かがみながらくぐる。旧堤防が補修され、垂直の新しい堤防が大師橋上流までできた。一部は京急付近のように、旧護岸のままになっている。これから、どうするのだろうか。
六郷橋の下をくぐる。橋の隙間から京急大師線の使用済みの六郷橋駅を確認する。この駅は100年前に開業し、大師の渡しで渡った来た客を川崎大師まで運んだもの。
この付近の堤防は新しく造り直されたものが多い。新しくできた護岸は芝生張りで、なにもまだ生えていないので、寂しい。六橋橋左岸では中洲に工事用道路を作っているはずだが、工事はしていなかった。明日から(6/2)台風の影響を受けるので、一時、中止にしたのか。
ヒメジョオンやヒルザキツキミソウなどを土手に見つつ、味の素工場裏に出る。右手に工場の植栽を見ながら、進む。樹々は切られたのが多かったが、タイサンボクやマテバシイなどの花が咲いていた。工事が終了したので、味の素工場横や干潟館近くのテトラポット置き場では、テトラポットが無くなっていた。
アシ原や干潟を見ながら大師橋へ。高速の大師橋は今、工事中で横にずらすのだろうか、大きなレールがあった。橋の下にはホームレスの方だろうと思うが、集めたごみが多くあった。臭いもでていた。
雨の降る前の貴重な一日だった。