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多摩川の生き物とヒト その234 水系 多摩市を経て日野石田へ   ‘24/7/17

7月10日の打ち合わせ後、SUICAを紛失。警察からTeℓがあり、拾って届けられた方がいるので、取りに来て欲しいとの事。また日野石田浅川合流点付近で工事が始まるとの事。そのため、受け取りと合わせて下見に行く。
自転車はリムテープに穴が開き、スポーク孔が見える状態。このため、チューブがリム穴側に膨らみ破裂したと考えられる。ロードは8気圧と普通の自転車の2倍近くもタイヤに空気を入れているので、リムテープがないと見事に膨らみ、パンクしてしまう。そこで自転車は工場入場のため、自動車で受け取りと合わせて下見に行くことにする。
多摩センター駅近くの警察でsuicaを受け取る。汚いsuicaだが、2度も無くし、戻ってきた。本当に有り難い。

石田大橋下流右岸のトラロープで囲まれている保護区?
手前にはカワラナデシコが美しく咲いていた。この花も個体数が少ない。秋の七草の一つ。ナデシコ科。
クララ。白い地味な花を着ける。
花や実を見ると、マメ科とわかる。
夕立が降ったりして、ようやく一息を付いているカワラサイコ。
花はすでに終わっている。バラ科。
ノブドウ。実はきれいだが、食べられない。
ノブドウのつぼみ。ブドウ科。
まだ、枯れていないレンリソウ。初夏には枯れる2年草と思ったが。
多年草とわかった。生活史をこれから解明したい。
コマツナギ。土手や川原など、荒れ地に多い。マメ科。
コゴメバオトギリ。外来種。オトギリソウ科。
ハイメドハギ。メドハギの変種。地面をはう事から。マメ科。
土手近くのワンド。アオミドロかウキクサかと思う藻が生え、緑色。水辺ではマコモなどがある。
水が少ない所はアシが生えている。

石田大橋付近から歩く。保護区近くにはカワラナデシコがあり、美しく咲いている。今度はナデシコのそばにクララがあり、実を着けていた。カワラサイコも堤防の天端などに多くあったが、すでに花を着け終わり、茶色くなっていた。
次の保護区ではレンリソウがあり、まだ枯れていなかった。カナビキソウ、そしてツリガネニンジンが伸びている。土手下のワンドではアオミドロと思う藻が青く水面を覆ていた。ガマやマコモも青々と茂っていた。
新しくできた防災用の橋の近くに来る。工事予定地には鬱蒼とした樹林が広がっている。葉の形や樹皮からユリノキとわかったが、他は不明。戻り、上流へ向かうとトチノキやプラタナスがあった。トチノキは丸い実を着けていた。どちらもありふれた種だが、景観を作っているなど、大切なものなので、保全してもらうように要請するつもり。

浅川から根川を渡る橋から。右岸の所が工事予定地。
さらに上流の使われていない橋から。


樹林に生えていた樹。種名不明。
樹林を形成している木。樹種不明。
中央にトチノキの実、馬栗がある。
プラタナス。この木も大きい。
トチノキの並木になっている。誰が植えたのかは不明。
トチノキの稚樹が生え、世代交代をしている。
根川沿いにあったノブドウ。もう実を着けている。
堤防にあったジャノヒゲの花。実も美しい。キジカクシ科。
これから美しい花を着けるツリガネニンジン。キキョウ科。
秋に咲くアキノノゲシ。もうつぼみを着けている。キク科。
コガネグモか。

夕暮れが迫る中をツリガネニンジンなどが花咲くのを楽しみにして戻った。


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