力のいらないペダリング(結論)

好きしていただいた皆様、ありがとうございます。結論なら申しますと力のいらないペダリングなど存在しません。それは人間のような錯覚であり、本来大腿四頭筋を思いっきり使うはずの場面でその太もものパワーを使わずに自分の自重を最大限活用することで力がいらないと錯覚したものです。

私は良く友人などと走って65km位を目安に走ることがありました。周囲からは化け物とか言われていました。その話を信じられなかった私の弟は原付スクーターで追いかけてきましたがかれが60km全開で走っているのに離れて消えていったというにわかには信じられない結果に終わりました。脳溢血で倒れた今は持ちろそんな事はできません。左半身麻痺でダンシングもままならない私ですがこのペダリングスキルがあるので昨年は早朝の誰もいない国道で61km出すことができました。ちなみに左足の力は右脚の20%程です。

あいにくパワーメーターは付けていませんが今年は付ける予定なのでそれを動画にしてYouTubeに載せようと思います。どうぞお楽しみに。

良く巷では上死点下死点という話がかならず出ると思います。私のペダリングには上死点も下死点もなく、一体何時力を入れているのか自分でも駆らない感覚でケイデンスは120回転を超えます。一般論ですが時計の針で表されることの多いこの位置は皆が同じように上死点は時計の12時。下死点は時計の6時と言うことに決まっているようです。その常識自体間違っているとしたらどうでしょうか?

私は様々な人のペダリングを見てジョウシテと下死点がずれていると感じました。具体的に言えば一流の選手は上死点など無くスムーズに回転運動に移行している。上死点も下死点問題の解決法は回転軸をずらすです。つまり12時と6時ではなく1時と7時にすればいいわけです。

小柄なアジア人である172cmの中野浩一氏がなぜ最もパワーが必要なスプリントで世界選手権10連覇を成し遂げられたのか?そこにはこのペダリグスキルがあったと思います。中野浩一氏は自身のスプリントを浩一ダッシュと呼んでいました。彼の発言からそのコツはいかに脱力するかだそうです。

カンチェラーラは骨盤がうねうね動いていると皆言いますがあれはペダルからの反作用でそう見えているだけです。ワウトもマチューもポガチャルも見ようによっては動いています。意味がない。

YouTubeの好きなチャンネルでSTAFF KNTの自転車塾というChannelがあります。新潟のプロショップfinsの店長兼E1選手であり全国自転車店長選手権4位の実績を持つ遠藤健太さんが自身の経験を元に色々教えてくださるのですが有料級ということで配信したペダリグのコツがいい感じに思います。ペダリングは上下に踏むものではなく、前後に動かす。靴底にガムが付いたらそこを地面にこすりつけて落とそうとします。そのような動きををペダリングでしろというのです。なるほどこれはこれでひとつの最適解の一つではないでしょうか?なぜなら彼はトップ選手である前に自転車屋の店長です。

より多くのお客さんにフィッティングするスキルが有るのです。

今日はここまでということにします。皆さんの自転車ライフの参考になれば幸いです。言葉で話すとあっという間ですが模時にするのは時間がかかります。前述したように私は身体障害者でもあるのですから。

それではまた!


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