ペダリングの極意?!

ここまで何度かペダリングの極意を書いてきた。私は下剤身体障害者で要溢血の患者でもある。結論から言えば本来はママチャリに乗ることさえ困難な体。ましてロードバイクなど乗ることはできないはずの体である。

麻痺した左半身は右半身の10%ほどの力しか無くバランスを取るのも難しい。

それではここで問題。その身体障害者の私は昔のペダリング技術で平坦路を一体何キロ出すことができたか?

答えは57kmである。これは15音振りに乗った初めての時の記録であり、現在は60kmを超える可能性は大きい。ではなぜこんな事ができるのか?私が単なる化け物というのはなしとしてやはり技術があるからである。各ポジション読み直し。ほんの数ミリで変わってしまうポジションが完ぺきにできている前提の上で書いておく。

まず上死点下死点という言葉があるが時計の12時の位置が上死点。6時の位置が菓子展となっているがこの前提条件自体があやふやだ。12時が上死点なのはほんとうなのか?私の考えでは早く回すためこの上死点と下死点の軸をずらしてやることが必要。クロモリの時代はそれでもよかろう。しかし近代のレースを見てどの選手もサドルを前に出しサドルの後ろが見えるくらいの前乗りをしている選手がほとんどである。

私の軸は上死点は1時、下死点は7時となる。こうすると踏み込みの美味しい部分と言われる1時から4時までをやり長く使える利点がある。スプリントの世界へ祝で本場ヨーロッパの選手たちを蹴散らしたレジェンド中野浩一は【浩一ダッシュ】と呼ばれた凄まじい速度を出していたが彼いわくペダルを踏むのは一種であとは力を抜くという。

これが極意だとおもう。前述したように私は左足の力がないので57kmももちろんシッティングで出した記録である。それはこの軸をずらしたペダリング魔からできたと考える。ではどのようにじくをずらすかといえばクリート位置とQファクターで整える。

長くなったので詳しくは次回。夜出る人はスキしてくれると励みになります。

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