【最終的には髙橋海人くんに「ありがとう」を伝えたい話】 前編
どんなに歳が下でも、例え子どもだとしても、
物事の本質を捉えてくる人が好きだ。
出会いから沼入りの経緯を書いてみたかった
King & Princeの髙橋海人くんの沼に落ちてから
一年以上が経った。
文才も学もない上、なぜ今さら?と不安もあるが、何となく記しておきたくて沼落ちの経緯を書いて
みることにした。
noteに投稿させていただくこと自体初めてで
マナーもわからず使い方もおぼつかないので、
めちゃくちゃ長くなりそうな予感しかない。
続きモノになる可能性すらある。(案の定、なった)
そもそも主観まみれの文章しか書けないけれど、
まぁ自分の為にしたためるものと割り切り、
自己満全開の記録を残してみたい。
① 私の過去の話を少しだけ
思春期に差し掛かる少し前〜20歳頃まで、事務所のアイドルグループを数年間追いかけていた。
夢見がちな性格だった私も少しずつ大人になり、
あるバンドに惹かれた事もあっていつの間にか
そのアイドルからは卒業する。
成人してからはプライベートと仕事とでそれなりに忙しく、詳しくは割愛するが自分の事は全て
後回しにし、日常の殆どの時間を「ある事」
に捧げる充実した日々が続く。
しかし、だ。
ある事に邁進するあまり
「わたし」は何が好きなのか
「わたし」はどうしたいのか
気付けば自分の心をどう優先すれば良いのか
わからなくなって久しい(それ自体自覚もない)
「わたし」を見失った私がいた。
当然TVはほぼ見ない。ドラマも、かつてあれほど
好きだった音楽番組もアイドルもバンドも興味すら持てず今思えば何とも味気ない日常だったのだなと思ったりする。
ドラマは特に苦手だった。
ただでさえ自分の周りの人のことでいっぱいいっぱいなのに、劇中の他人の人生や喜怒哀楽に心を割くのが面倒くさい‥というひねくれた面倒くさい理由のためだ。
人との雑談でもドラマの話題になると「ドラマは苦手なんで」と会話をぶった斬っていた。
いやー、面白みのない、やな感じの人!笑
② 出会いは突然やって来る(だが、情熱はある)
まず大前提として私は髙橋海人くんを知らず、
King & Princeというグループ名も
「聞いた事があるかも‥」というくらいで
イメージはほぼ真っ白な状態で生きていた事を
先に告白しておく。
さて、前述の「ある事」が長い期間を経て
一応の区切りがついた2023年の春。
家族の母校である関西大学が舞台になっていると
いう事で録画してあった「だが、情熱はある」
第二話を私は偶然目にした。
救急車の中で苦しそうに呻きながら目を閉じている若い俳優さんのくっきりした二重瞼が目に焼き付いている。いまこの瞬間も。
これが私と髙橋海人くんの出会いだった。
合う、合わないを割ときっぱりと取捨選択する
感覚優先の私にとって、
このドラマは「合う」気がした。
そして回を重ねるごとに次の放送を楽しみにする
くらいには内容にも引き込まれて行く。
この時点では私の中での髙橋海人くんはまだ主役の俳優さんの域を出ておらず、どちらかというと物語の中の若林さんの葛藤や家族関係、
特に徳義(若林さんのお父様)さんの言葉や人物像に
惹かれていた部分が大きい。
私が見失っていた「わたし」を思い出させてくれた、自分軸満載の数々の名言を放った徳義さんが
亡くなる少し前と、その後。
その頃にはすっかりこの物語に感情移入しており、若林さんと徳義さんの病室とカフェでの掛け合いの場面を何度も繰り返し見ては涙を流した。
(この辺りを掘り下げると三日三晩かかりそうなので、やめます)
③『なにもの』との初めまして
あれ?と思った。
これまでのエンディングは「こっから」という
アップテンポな勢いのある楽曲で、
私はこれをとても気に入りYouTubeで検索して
MVを繰り返し見るという、自分にしては珍しい行いをしていた。(SixTONESという名前も事務所のグループだという事も後に知る)
しかし、8話のエンディングで聞こえて来たのは
これまでと違った曲。
「前の曲好きだったのに変わってしまったんだ」
少しがっかりした事を覚えている。
それが2人になったKing & Princeの新しい出発の曲『なにもの』との初めましてだった。
そして物語はいよいよ佳境に入り、
あの伝説のM-1敗者復活戦を豪快に世に放ち、
足りないふたりの今後への道筋をしっかりと
今の時間に繋げてこのドラマは幕を閉じる。
終わってしまった。
‥‥‥‥寂しいっっ!!
心にぽっかり穴があき久しぶりのロスな感覚を覚えた私はなんとなく「なにもの」を検索して驚いた。
そこにはタキシードを身にまとい、赤い舞台を
バックに愛らしい笑顔で踊る2人の男の子がいた。
⬇️これである。
「え‥⁇ 何これ? 若林くん⁇ か、可愛い‥ 」
④ 「若林くんて‥アイドルだったんだ!」
このギャップはかなりの衝撃だった。
ドラマの演じ手としての好意と、
髙橋海人くん個人への好意がカチリとハマった
瞬間だった。
それからは、SNSで流れてくる海人くんの画像を
見る日々が始まり、気付けば信号待ちのごく
僅かな時間にもスマホを取り出して海人くんを
眺める事態に至る。何より驚いたのは自他ともに認める超絶塩顔好みのこの私が、タイプとは正反対?の海人くんをこんなにも見たいと思った事だ。
⑤ 子どもとわんちゃんとROT
沼に足を踏み入れる事を強く後押しした映像がある。
ひとつめは「なにもの」【初回限定盤A】 Shooting Behind the scenes Teaserでの一場面。
MVに出演する子どもたちと輪になり、しゃがんだ状態で目線を合わせにこにこと話す海人くんの姿だった。
や、優しい‥。
しかも私の好きなタイプの優しさだ。
これは海人くんがわんちゃんと絡む(言い方)映像でも感じる事だが、とにかく目線を合わせるのだ。目には見えないが相手の心のテンションにもチューニングしている気がする(妄想)。
内面に敏感な子どもやわんちゃんに彼の優しさが伝わって好かれるのも無理はない。
(後日談だが、この動画を見失ってしまった事をX上で呟くと光の速さで「これではないですか?」と話しかけて下さった方の事を今でも感謝&尊敬している)
ふたつめは、アマプラで観たデビュー後6人だった頃のKing & Princeを追ったRide on Timeという
ドキュメンタリー番組での一場面。
(シーズン1,エピソード3と4の冒頭参照)
メンバー内で衝突が起こりそうな雰囲気を
離れた場所から察知する海人くんの目線。
次の画面では声が聞こえる場所まで既にさりげなく移動しており、表情は平静を保ったまま聞き耳を立て、背中で雰囲気を読み取りつつもさりげなく場を収めようとする。
そしていよいよ衝突が起こった瞬間、普段は末っ子と言われている彼が
「はいはいはいはい」
と柔らかく穏やかな声で間に割って入った。
そして、まだ感情が収まらないメンバーの体をすっぽり胸に抱いたのだ。
す き だーーー😭
わたし、この人、好き‼️
グループ内では末っ子と言われるポジションを全うしてはいるが、内面にとても強くて頼もしくて優しい大人な一面がキラリと光っている事を確信した。またしてもギャップ萌えである。
この初期のROTの中には、他にも私が心打たれた若かりし頃の海人くんの俯瞰的な目線や本質を突いた聡い言葉がふんだんに盛り込まれているが、今現在の姿とあまり変わっていないなと思う部分が多いのできっと彼は昔からずっとこんな人なのだろう。
‥好きです。
⑥ アルバムピースを手に入れる
各SNSで専用アカウントを作り、TV番組への出演情報を得る日々が始まった。歌番組を予約して録画するなんて何年ぶりだろう。私の毎日が緩やかに海人くん、そして相方の廉くんで満たされて行く。
迷いに迷い何度もページを開いては閉じていた某サイトで勇気を出してアルバムピースを買った。
2人のKing & Prince初めてのアルバムである。
梱包する人に自分の年齢がバレないだろうか。
配達の人に嘲笑されはしないだろうか。
相当な自意識過剰だが、あの頃はアイドルは10代の可愛い女の子が追いかけるものだと思っていたから仕方ない。
緩やかに追っている内に季節は2023年の夏を迎えようとしていた。
‥案の定長くなりました。
何かのご縁でこのお話を読んで下さった方、貴重なお時間を割いて下さりありがとうございました。
このあと私の身の周りで悲しい出来事が起こり、
それを支えてくれた2人にお礼をしたくて
ファンクラブの扉を開くことになります。
そのお話は、また後日。