体力に不安を感じる介護士の転職に向いている夜勤なしの施設

介護職は応募条件に年齢が含まれていないことが多く、40代や50代から介護職のキャリアをスタートさせる人も珍しくはありません。もちろん、若いうちから介護業界で働き始める人も多いのですが、いずれにしても介護業界で働き続ける際にネックになるのが体力です。ある程度年齢を重ねると体力が落ちてくるものなので、40代や50代から介護職として働き始める場合、体力が下り坂の状態で体力が求められる環境に飛び込むこととなります。また、若いうちから介護職として働いている場合も、年齢を重ねるにつれて体力の衰えを実感し不安を覚えることは珍しくはありません。

体力的な不安を感じている場合、筋肉トレーニングや有酸素運動などを行い体力低下を食い止めたいところです。一方で、しっかり体力づくりを行っているにも関わらず仕事で体力不足を実感しているのであれば、体力が要求されにくい職種への転職を目指してみるのも手です。利用者が入居して暮らすタイプの介護施設の場合、利用者の様子を見守る必要があるのでスタッフが夜勤を行わなければいけませんが、夜勤は体力を大きく消耗させる可能性大です。

夜勤には深夜手当がつくので稼ぎやすいというメリットもあるものの、体力の消耗によりつらさを感じやすいという難点も存在します。宿泊施設のないデイサービス、24時間対応でない訪問介護サービスでは夜勤は行われないので、体力に不安がある場合はこれらの介護施設への転職を検討するとよいでしょう。（あわせて読みたいサイト＞＞＞介護士の「体力」について考える）