「鴨川」

絢爛豪華な歌舞伎座の光が、

河面にゆらゆら浮かんでる。

夏の夜の生温かさが肌に纏わりつく。

後ろで孤高のアーティストが自分だけの歌を歌う。

俺は手製のコークハイとポップコーンをあてに晩酌と洒落込む。

我が愛しの河原町。

隣に座るティーンエイジャー

酒の種類を女に語る。


今も昔も馬鹿たちが、河原で愛を囁くのだ。

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