とりあえず下山の報告
たいした記事でもないのに,またまたまたnoteマガジンにピックアップして頂き、ありがとう(^^)/
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ご無沙汰しました。
北八ケ岳の山中は電波が届きにくいエリアが多いため、山行中の投稿・通信は諦めました。
北八ケ岳の北横岳に登高した後、亀甲池〜双子池へと下降してヒュッテに宿泊。
そこから双子山〜大河原峠〜将軍平〜蓼科山へと再び登高して山頂ヒュッテ宿泊。
そして本日、雨とガスの中、2530mの頂上から女神茶屋のある蓼科山登山口に向かって、岩と樹林だけの斜面を3時半かけて急下降して下山しました。
下山口まで車でお迎えに来て頂いたペンションのご主人の優しい笑顔を見て、ようやく無事に「生還」したことを実感しました。
今、こうしてペンション・ピラタスの岩風呂に浸かってのんびりと全身を横たえているのが、まるで奇跡のように思えます。
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2泊3日の単独山行でしたが、北アルプスを全山縦走した経験を持つ僕でさえ、予想をはるかに超える難行苦行の連続でした。
途中で力尽きて、これ以上は進めないと諦めかけたことも一度や二度ではありません(ま、年齢のせいもありますが 笑)。
今はとても、この時点で「楽しかった山の思い出」などを語る気分ではありません。
なので、ここでは心に残っている数枚の画像だけをアップするに留めておきます。
しかし、この後にはペンション・ピラタスの絶品のフレンチのフルコースが待っているので、ほどほどに。
このペンション・ピラタスの素晴らしさについては、後日ゆっくりと記事でご紹介するつもりです ^_^
※【安全のための注意書き】
北八ツについては、部分的に美味しいとこだけを切り取って「初心者でも気軽に楽しめる山」などとファッション的に軽く語られる傾向が強い。
それはあくまでも北アや南アのスケール感との相対的な比較においての話である。
そして地元民に尋ねても八ケ岳のことを殆どよく知らないことにも驚く(おそらく見慣れた里山感覚なのだろう)。
僕はこれまで八ケ岳の南北・東西を3度縦走・横断しているが、知るほどに北八ツの原生林的な奥深さと登山行程の厳しさを実感する。
まだ北アルプスの方がルートも稜線上の展望も明瞭で安全に楽しめる。
「山、高きがゆえに尊からず」とは深田久弥の至言だが、もう一つ付け加えよう。