ある村の記録 No.1
私のこれまでの心霊体験のお話をさせていただければと思います
私はこれまでの人生の中で数々の体験をこれまでしてきたのですが
どうにも周りの友人は
心霊の類いを信じない人が多く、こういった型で投稿していくこととなった次第であります。
これはある村の記録
私は元々漁師町で生まれ、幼稚園に上がる前くらいだったか
母方の祖母の家の近くへ引っ越しました
祖母の住む家とは市町村は違いはしましたが
村です。
当時は村に信号は一台もなく
小さな商店が1店舗あるような村
車を20分走らせれば街があるような場所でした。
そこで両親と私は借家に住んでいました。
この借家なんですが建てられて2、3年ほどの綺麗な一軒家。
これが山の際にありまして
周りは竹藪が鬱蒼と茂っている、そんな場所
私が住んでいた家の他にも5軒ほど借家と昔からその土地に住んでいる方の家が5軒ほどありました。
そして借家のすぐ横には墓地がありました。
結局その借家には7年ほど住んでいたのですが
その借家
現在も別の方が住まれているので場所は言えませんが
この借家
とにかく恐ろしいことの連続でした。
まず引っ越した初日
母の
「何これ…」
という一言からでした
キッチンのシンク下の収納スペースを覗き込んでいた母が私に気づき手招きをする。
幼い私は母の元に走って行くと
母の指さす収納スペースに目をやる。
そこには明らかに女性の髪の束が落ちていました。
私の背筋にゾワゾワと鳥肌が立つ中で
母は怪訝な顔つきでその髪の束を見ていた。
まだ建って二、三年の借家
大家曰く
歴代の入居者は若いサラリーマンが1人だけ
その後行方不明になり
ほどなくして私たち家族が入居したわけなんですが
まあ女性の髪の束があること自体おかしいんですよね
そして
あれは私が小学生の一年生の時のこと
暑い夏の熱帯夜
私は当時母と同じ部屋で寝ていたのですが
私が布団に入って
母に、おやすみなさい
って言いつつ母の方を向いた時でした
私の枕元に、いたんです。
白い着物を来た
腰まで伸びた黒髪の女性が
彼女は私に微笑んでいました。
丁度寝る前に化粧水とか付けてる母の真横に
正座して座っていました。
ただ当時の私は
完全に思考が止まって
恐らく止まっていたのは2〜3秒くらいだったかと思うのですが
その僅かな時間が恐ろしく長く感じました。
身体が動く!と思った瞬間
私は恐怖で布団の中に潜り込んで
母に問いました
母さんの横にいる!って
でも母は何も見えていなかったのです
気持ち悪いこと言うんじゃない。寝れなくなる
って返されたのを今でも覚えています。
私は布団の中から外を少し伺うと
枕元には
もう、誰もいませんでした。
結局彼女は誰だったのか…
それは今でもわかりません。
思えば私の人生において初の心霊体験だったわけです。
そこを皮切りにさまざまな現象に遭遇していくことになるわけですがそれはこれから少しずつ発信していけたらと思います。
拙い文章で申し訳ないです。
それでは
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