見出し画像

谷川俊太郎さんの詩『うそ』を読んだはなし

先日、とある事情(ただの趣味事情ですが、noteではまだ触れたことがなく話すと長くなるので今回は割愛します…!)で、谷川俊太郎さんの詩『うそ』が無性に読みたくなり、近所の図書館まで行ってきました!

谷川俊太郎さんはとても有名な詩人ですね
名前を知らない人はいないのではないでしょうか

アニメ鉄腕アトムの主題歌を作詞されたり、
レオ・レオニさんの作品スイミーや
フレデリックを翻訳された方です

https://leolionni.jp/books/317/
レオ・レオニズフレンズ
 公式サイト

そんな谷川俊太郎さんが作られたうそは、
『はだか』という詩集の中の一編として
収められています

また、うそという題名そのままで
絵本にもなっていました

Amazon公式サイトより


詩集と絵本、どちらも借りて読みました

詩を読んで、
"いっていることはうそでも うそをつくきもちはほんとうなんだ"
"いつもほんとにあこがれながら ぼくはなんどもなんども うそをつくだろう"
というフレーズが印象深く、心に残りました

ここで表現されているうそとほんとって、
理想と現実とも解釈できる気がします

だれかに、うそをつくときって
見栄を張りたかったり、
羨ましがられたかったり、
相手を傷つけたくなかったり、、

そして、そういったうそって、
こうであって欲しい、こうなりたい!という
願望や夢から出るものなのかな…と

言霊ってありますよね
言葉には神秘的な力が宿っていて、
発した言葉通りの結果が表れる力がある

だから、
いつも理想の自分、夢のような世界に憧れながら、
それが現実になるように、何度も何度も、
言葉にする

それが実現するまではうそだけれど、
いつかはほんとになるかもしれない

私のつるつるの脳みそではこの程度の理解ですが、
きっともっと深い深い意味が込められているのだと
思います

だから読んだときに、ふと何か考えさせられる

詩は久しぶりに読んだので、
とても新鮮な気分になりました☆

詩集『はだか』に収められている他の作品も
読んだので、その感想は読書録としてまたいつか…♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?