生きてるだけで、めでたい!
友人と映画を見に行ってきました
何を見たか、この記事のタイトルで分かる方も
いらっしゃるかもしれません
見たのは、草笛光子さん主演
『九十歳。何がめでたい』
作家・佐藤愛子さんのエッセイが元となり、
映画化された作品になります。
平日ということもあってか、チケット売り場は
そんなに混んでいませんでした
時間を確認し、お昼過ぎの回を予約!!
お昼はしっかり回転寿司を食べましたが、
映画の前にはポップコーン(ハーフ&ハーフ)を
購入しました
ちょっと早めに着いて売店に寄り
時間を待っていたのですが、
せっかく映画を観ながら食べようと買った
ポップコーンを入場前に半分以上も食べてしまい、
友人と爆笑しました
私は同年代の友人と見に行ったのですが、
周りはいわゆるおじいちゃん、おばあちゃん世代
ばかりでした
断筆宣言をした作家の佐藤愛子先生の元に、
編集者の吉川さんがエッセイの執筆を持ちかける
ところから物語が動き出します
エッセイを書き始めるまでは
まるで覇気がなかった佐藤先生ですが、
エッセイを書き始めてから再び周囲のことに
目を配るようになり、生き生きと日々を過ごされる
様子がとても素敵でした
そして、佐藤先生が書かれたエッセイの内容も
いくつか出てくるのですが、そのどれもが痛快で
読んでいて気持ちが良い!
以前に飼っていた犬の話は心がじーんとしました
映画の内容は、面白さ8割:感動2割って感じで
時折、周囲からふふっと笑い声が漏れる暖かい
空間でした
そして、最後の佐藤愛子さんのスピーチでは、
すすり泣く声も…
生きていると、楽しいことばかりではない
辛いことや苦しいことももちろん経験する
だけど、その経験こそが自分の財産だし、
あとで笑い話にできるようになればなお良し!
自分の視野を広げ、
心も広くしてくれるような作品でした