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20240630『響け!ユーフォニアム シリーズ』【2015~2024年アニメ/映画/小説】

【コメント】

ネタばれ注意!

2024年6月30日投稿

部活シリーズ 第1弾 『吹奏楽部』
第13話を観ました。大方予想通りでしたが、やはり京アニは超えてきました。
全国大会演奏前、吹奏楽部全員一人一人の名前と楽器が画像で紹介された。
個人的にサフィアの「みどり、カレー大好き」が聞けて嬉しかった。
あと、あすか先輩からの「響け!ユーフォニアム」の引継を、奏と真由に
あと、高坂麗奈の滝先生LOVEっぷりが可愛い。1つ疑問が残る。次の幹部を誰にしたのだろうか?
全国大会演奏中12分間、久美子が北宇治入学から、昨日までの出来事すべてのハイライト映像がプレイバック。
3年間やり切った感が蘇ってきた。辛かったこと、悲しかったこと、投げ出したかった事、嬉しかったこと、言葉では表せない映像が次々と流れていく。そして、結果、全国金賞受賞。おめでとう北宇治、黄前久美子!
そして、エンドロールえっ!終わり?
アニメの最終回はよくあること、エンドロール後に、あれから数年後、「北宇治高校吹奏楽部、副顧問 黄前久美子です」
くーうっ、続編が観たい。そして、次の曲が始まるのです。では、その時を楽しみに。

【コメント】

ネタばれ注意!

2024年6月25日修正・追記

2024年6月24日投稿

第12話を観ました。感動の名作でした。まさかの展開にきっとすべての人が「えっ!うそっ!」と言ってしまいます。

久美子から「麗奈とソリを吹きたいから辞退して」と言わせたい。でも、演奏に嘘をつきたくない黒江真由の我まま

さすが久美子部長、真由の気持ちをしっかりと理解していて「演奏にうそつけないんだよね、分かってるよ」と伝える。いままでの真由の闇に光を当てる女神久美子。ここも学びの感動でした。

滝先生のズルい我まま

「オーディション結果発表します」
「ユーフォソロ、黄前久美子、、黒江真由 なお、判断できなかったので、会場で皆さんに判断してもらいます」

滝先生も驚いた久美子の我まま。

「皆の判断は、どちらか見えないように隠して欲しいです」

そして、会場で久美子と真由の再オーディションが終わる。
(私にはどちらかわからなかった)

緑輝と奏、久美子を選ぶ我まま。

結果、会場のメンバーは同数だった。
そこに、まだ私がいますとステージの麗奈下を向き、苦悩の表情「1番です」

全国金を目指すため真由を選ぶ、高坂麗奈の我まま。

この第3期は、一貫して「我まま」を通すために起きる摩擦。それを乗り越えていく久美子部長の成長が見事に描かれてました。
この作品は、実写では無理、企画あれば止めて欲しい。
京都アニメーションだからこそ描けた作品
次回最終回ですが、2つの見どころが残っています。

①久美子の進路は?

(私の予想)京都市立芸術大学 音楽学部進学、教員免許を取得して音楽の先生になると予想します。(家族、先生は思った通りだったと)

②全国金賞取れるのか?

絶対取れる。取れないと大炎上。

麗奈から久美子に山に来るようLINE
泣きながら「知ってた」黒江真由を選んだことを悔やむ麗奈。
「私、進路のことで迷いが音に出てた、麗奈は正しい」「でも、一緒に吹きたかった」2人で泣くシーンは、隠しいていた本音が噴き出し号泣ものでした。

1つだけ矛盾があります。進路を決めて、親と先生に言ったはず。音に迷いがあったのは、麗奈と別れたくない、なのか?

2人が通した我ままの結果は、次回ではっきりしてしまいます。
次の曲が始まるのです。






【コメント】

2024年6月16日投稿

第11話を観ました。おめでとうございます。部長として、いい着地でした。
まだ、配信を楽しみしている方がいるので、詳しくは書きません。
久美子と麗奈が音大コンサート見学。
ここで鎧塚みぞれ先輩登場。
相変わらず、涼宮ハルヒの長門有希のような雰囲気を纏っていて興味深いキャラでした。
吉川・中川先輩たちから、久美子は大学どこへ行くかと尋ねられ。
鎧塚先輩に「私が鎧塚先輩と一緒に演奏している想像出来ますか?」と尋ねるが、「出来ない」とあっさり言われる。ショックを受けた様子の久美子。
麗奈との帰り道。「音大には行かない」と言い切る。
自分の人生を他人に委ねていいのか?
と思いましたが、初めから音大に行かないと言っていたので真意はわかりません。元々鎧塚先輩は言葉足らずだし。
一方、黒江真由の心理的攻撃を受けながらも、次の曲が始まるのです。

【コメント】

2024年6月10日投稿

日曜17時NHK教育、何十年ぶりかで放送時間を気にしながら、リアルタイムで第10話を観ました。今回は、NHK+、Netflix配信が待てないくらい楽しみで待ちきれませんでした。

またしても、妄想は論外で、小説・脚本家の才能が無いことを自覚しました。この作品、奥が深いです。第10話を視聴後、反省の意味も込めて、再度3-1から観直しました。
1年生入部、麗奈のスパルタ練習で初心者退部疑惑、でも無事解決。3年転校生黒江真由、ユーフォニアム希望。でも、極度の事なかれ平和主義。コンテストオーデション、一部不平があったものの、関西大会出場決定、チームモナカ金賞で終了。
久美子の進路問題。夏休み合宿、関西大会のオーディション。コンテストメンバー、から落ちたメンバーあり、黄前部長もソリ落選。滝先生への疑惑が広まり、久美子と麗奈が決裂。とここまでが前回までのあらすじ。
人間関係の複雑さが満載でした。特に女性の相手に対する思いやり、空気の出し方、読み方の特殊能力と言っていい凄さ。不貞腐れる男性の弱さが良く描かれてます。
久美子部長は、音楽の先生、吹奏楽顧問が向いていて、そちらに進む気がします。
青春の眩しさが、汚れた魂を浄化してくれる爽快感が楽しめてます。
そして第10話、以降ネタバレ含みます。
朝の教員室、滝先生に何故チューバが4人になったか質問。納得の答えだったが、自分が何故ソリ落選か聞けなかった。
久美子のモヤモヤが晴れず、あすか先輩宅へ訪問するが中世古香織先輩が同居人だった。

2人に悩みを打ち明けるが、「つまんない」というあすか先輩。今更そんな事?という感じ「あなたはいつも我ままだったでしょ、(退部者の再入部)私は納得してなかったよ」と言われ、お風呂へ行くあすか先輩。麗奈とまた違うツンである。
あすか先輩に会ってよかった様子。
関西大会演奏直前、久美子は部長として、部員全員に、今回大会都度オーディションすることにしたのは幹部3人で決めたことで、皆を不安にさせたことを謝る。でもそれは、全国大会金賞を取るためで、去年と同じで、またダメはなりたくない。北宇治ベストでないと強豪校に勝てないと力説する久美子。この場面は、魂が震えました。滝先生のせいなどなく、全国で金を取るため自分たちで決めたことをキチンと部員全員に伝えてなかった部長の反省であり、決意表明が必要だったのです。そして次の曲が始まるのです。

【コメント】

2024年6月6日投稿

第3期9話までNetflixで視聴しました。次回は今回のエンディングから久美子は滝先生にどんな質問をして、どんな答えを貰えるのかです。

まずは、前回のコメントで妄想した第9話の展開を大幅に外し、奏ちゃんにお詫びします、ごめんなさい。
それにしても、黒江真由、しつこい。発表後部屋を出た部長の後を追って来た真由、「ソリ辞退しようか?」天然級の自己中である。一見相手のためを思っての発言だが、それは、周りの人から非難されたくないという強烈な自己保身、真由は転向前の学校でかなりの黒歴史があると妄想します。
更にこう来たかの展開。滝先生の人選基準がおかしい疑惑をポツポと耳にする久美子。そんなことは無いと思いつつも部長として見過ごせない久美子。しかし、滝先生LOVEの高坂麗奈がそんな噂が許せない。自信なさげな久美子に麗奈から滝先生の判断をどう思うか質問する、去年と違うと答える久美子。そして、麗奈は、指導者の判断に従うのは大前提と正論。更に「部長失格」まで言い放ち立ち去る。見ていて辛い。
翌朝、麗奈は自転車通学。一人で滝先生から鍵を受け取り、意を決する久美子。ここからは第10話の妄想。コンクール人選の理由を皆に説明して欲しいとお願いする。それを聞いていた麗奈が走り寄り、久美子の頬を叩く。それを見た滝先生が、理由を話すことを約束する。速足で職員室を去る久美子。
滝先生から説明。刺激的な変化が最大の理由。ただ自分にも迷いがあったことを告白する。それは、滝先生はプロになるか留まるか選択を迫られていた。そして、一度元のままの演奏と変更後の演奏をすることになる。なんて、では、また。

【コメント】

2024年5月30日投稿

第3期8話までNetflixで視聴しました。久美子部長最大の衝撃でエンディングでした。

やはり、3年転校生の黒江真由がダークホース。オーディション直前、久美子と真由二人だけの合宿所風呂場で、真由が「やっぱり辞退しようか?オーディション」と言う真由に久美子は、「一番うまい子が吹く、それが北宇治だよ」と返す久美子。更に、真由は「それって建前でしょ」「周りの皆久美子ちゃんにソリを吹いて欲しいと思ってる」と「辞退しなかったら真由ちゃんが選ばれるってこと?」と感情的になる久美子、言い返せない真由。久美子は、過去に似た空気があったことを話し「北宇治は変わったの」と、とどめを刺す。翌朝、結果発表。

久美子は、ソリに落選し真由が選ばれた。更に2年生ユーフォ奏が落選。

次回の予想としては、久美子派の奏が、自分の落選の悔しさもあり、真由を責めるかもしれません。その時、落ち込んでいる久美子はどう振舞うのかが見どころです。きっと、、、発表の少し前、あすか先輩からのノートを見つめる久美子。これはたぶん、次回の伏線と思われ、きっとあすか先輩を思い出して、久美子部長はまた成長することでしょう。では、また。

【コメント】

2024年5月1日投稿

第3期4話までNetflixで視聴しました。3年生部長となった黄前久美子。部長大変だなと思いながら観ています。1期2期同様、様々な人間関係が描かれています。

第1話から入部の1年生部員かなり個性的なメンバー、さらにユーフォ希望の3年生転校生 黒江真由、演奏はうまい。

第2話、さっそく1年生すずめ、思い込みで部長に抗議する。自分が正しいと思い込む人は面倒くさい。

第3話ドラムメジャーの高坂麗奈が初心者にも厳しく、さらに出来ない子が早く帰る、そのことで意見が分かれて1年生が集団退部問題発生。そのことを聞いた黒江真由の冷たい本心。そして、初心者を励ます1年生サリーの気持ち「初心者の子に頑張ろうと励ましてるけど泣くばかりで、それ見てると私悪いことしたのかなって」この気持ち男性にないです。
久美子部長「さりーちゃん、ありがとう。おかげでまだ1人も辞めてないよ。正直ゆうと私も思った、初心者に合った練習するべきではないかって、でも上手くなりたい、後悔したくない、やってよかったって思って欲しい。部長って色々な思いを纏めるためにいるんだよね、だから全部私に持ってきて。だって、目指してる場所は同じだから」すごい!包容力。頼もしい。ついていきたいって思います。

第4話1年男子苗字で呼ばれると怒る求。
家庭の問題があり、みどりとしか話をしない。本人が部長に本心を話し部長より「気持ちは演奏に出る。心配しているおじいちゃん、友達にも話して。私は求くんにも北宇治のためにいい演奏をして欲しいって思ってるだけ」
またしても、名言になる久美子の一言でした。回を重ねるごとに内容が濃くなってます。

部長の軸は「皆で全国にいこう」だと思います。大きい会社の場合は難しいですね、売り上げを伸ばしたいのはCEOだけだから、売上伸ばすのは、CEOも株主のためで、本心では思ってないかもしれません。管理職、社員は完全に思ってない。家のローン返済して、家族が生活出来ることしか願っておらず、毎日我慢して会社に行っている。成長することもあるけど、次の日はリセット、早く定年退職したい、が本音でしょう。それが公務員、会社員。
中学生になったら自分が好きなことは何かくらいは言えないと、将来会社員、公務員では後悔するかもしれないですね。では、また。

2024年4月23日投稿

第2期全13話、特別劇場版『リズと青い鳥』および「久美子2年生編」劇場版2作品をNetflixで一気に視聴しました。今放送中の第3期は、「久美子2年生編」劇場版2作品を観たほうが感情移入し易いです。

女性の人間関係は、男性にはとても入り込めない特殊な結界があることを思い出しました。簡単に言ってしまえば、相手の気持ちを考えることが良い場合もあるが、思い込みや考え過ぎ、好き嫌いが、笑顔や無難な会話で隠されて、うまく行っているように見える。

この作品は、職場のチームワークにも参考になります。私の50代の職場は、契約社員の女性が20人男性5人でした。今では、あまり思い出したくない記憶もありますが、よかったと思える思い出もあります。
20人の女性全員が気持ちよく働ける職場環境にするのは、はっきり言って至難の業でした。

経験から言えることは「相手の話をよく聞いて、希望を探し当てること」を大事にして、「自分を相手に合わせることはしない」女性には嘘は通用しません。色々な経験させて頂きながら無事定年を迎えることができました。

仕事も、吹奏楽と同じ部分があると思います。色々な楽器が一つの音楽を奏でる、しかも毎年3年生がいなくなり、1年生が入ってくる。全員が技術を持ってるわけではない。先輩が後輩にやる気を出させて、一致団結して優勝を目指す。結果がいい時もあれば、よくない場合もある。
それも、経験として自分を磨いて、いつか楽しく仕事が出来ることを信じて、頑張ってきたことを思い出した、そんな作品です。リーダーとか主任にお勧めです。では、また。

【作品情報】

『響け!ユーフォニアム』、武田綾乃氏同名小説原作のアニメシリーズ。

第1期『響け!ユーフォニアム』2015年4月~7月、第2期『響け!ユーフォニアム2』2016年10月~12月。また、2016年、第1期の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』が、2017年、第2期の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』公開。

2018年、スピンオフ映画『リズと青い鳥』、2019年、新作長編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』、2023年には新作中編映画『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』公開。『誓いのフィナーレ』と『アンサンブルコンテスト』はまとめて「久美子2年生編」と呼称されている。

2024年4月からは第3期『響け!ユーフォニアム3』がNHK Eテレにて放送中。「久美子3年生編」が描かれる。

【概要】

著者の武田氏の出身地である京都府宇治市を舞台に、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちの人間模様が描かれる。練習熱心でなく成績も芳しくなかった架空の公立高校の吹奏楽部員たちが、受験や恋、仲間同士の衝突、親との確執など思春期特有の悩みを抱えつつ、若い新任顧問のもとで吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指して奮闘するドラマが軽妙な筆致で展開される。小中学生時代に吹奏楽部へ在籍していた武田は、部活動時代の友人たちや母校である嵯峨野高校の吹奏楽部を取材し、自身の実体験も織り混ぜながら本作の構成を練り上げた。京阪宇治駅やあがた祭り、「大吉山」の通称で知られる仏徳山など、宇治市の名所や行事が作品の随所に登場する。

第1巻発売後にアニメ化が決定。武田はアニメ1期制作中に2巻と3巻のプロットを作って制作側に送っていたため、これが1期アニメの脇役キャラクターに反映されている。逆に、短編集の男子部員やスピンオフ作『立華高校マーチングバンドへようこそ』の主人公はアニメの影響を強く受けて書いたという。

【主人公】
黄前 久美子


声 - 黒沢ともよ

主人公。北宇治高校1年生で、担当楽器はユーフォニアム。姉の影響で小学4年生からユーフォニアムを始めている。出身中学校は「北中」で、中学でも吹奏楽部に所属していた。高校2年生となり新入生指導係を務め、3年生の代では部長となる。

加藤 葉月 声 - 朝井彩加

1年生。担当楽器はチューバ。久美子と同じクラスで後ろの席。中学ではテニス部に所属し、高校から吹奏楽を始めた。久美子が3年生の代では新入生指導係となる。


川島 緑輝(さふぁいあ)

声 - 豊田萌絵

1年生で久美子や葉月と同じクラス。担当楽器はコントラバス。前向きな性格。自分の名前を気に入っておらず、「みどり」と自称しており、久美子や葉月にもそう呼んでもらっている。吹奏楽の名門「聖女中等学院」の吹奏楽部でコントラバス担当だった。久美子が3年生の代では低音パートリーダーとなる。

高坂 麗奈

声 - 安済知佳

1年生。担当楽器はトランペット。久美子と同じく「北中」の吹奏楽部に所属していた。部活の他に専門の教室でレッスンを受けている。父親はプロのトランペット奏者。父親同士が音楽家であり入学前から面識のあった吹奏楽部顧問の滝昇に「LIKE」ではなく「LOVE」の感情を抱いている。久美子が3年生の代ではドラムメジャーとなる。


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