【入院清話】64:苦手は克服できるか④切れやすい人
と言えばこの人、マーティ・マクフライとマッドドック・タネン
ちょっとしたことでイライラしてしまう短気で怒りぽく感情をコントロールできず、人間関係など日常生活で問題が起している人いますよね
通勤電車で喧嘩してる人、銀行の窓口やコンビニで店員を罵倒してる人よく目撃しました
幸いワタシは直接キレられたことはありませんでした ただ、高速道路で煽られて逃げ切った経験があります ホント迷惑で恐怖しかありませんね
1.短気な人の「短所」になりやすい特徴
①他人にすぐキレやすい
短気な人は、感情的になりやすく、自分の思い通りにならないことなどがあると、怒鳴ったり、知らない人にも怒ったり、物に当たったりする人もいます。こうしたことが多いと、相手から嫌われ、対人関係が希薄になります
②神経質
神経質で、自分のルール通りに物事が進まないとイライラしたり、ものごとが上手くいくかどうかに対して過剰に心配になったりして、ストレスがたまりやすいのも短気な人の特徴です。完璧主義的であったり、過去の失敗などから「こうすべき」という考え方が強かったりするため、ものごとが思いどおりにいかないと、心配に思う気持ちから周りに強い言葉で当たってしまう
③せっかち
待つことに耐えられないことが多いのも短気な人の特徴 例えば、注文した料理がなかなか運ばれてこない、運転していて前の車が遅いなど、急いでいなければゆっくり待てそうなことに対しても、怒りっぽくなってしまう 急いでうっかりミスをしやすく、仕事などで失敗することもある
④落ち込みやすい
周囲からの冷たい反応に内心落ち込んでいる場合がある カッとなってキレてしまったときには、後から「どうしてあんなに強く言ってしまったんだろう」と後悔する人も多い
2.短気な人の「長所」になりやすい特徴
①細かいところに気が付く
周りをよく見ていて、細かいところに気が付きやすいという長所がある
神経質な人ほど周囲の変化にも気が付きやすいので、困っている人がいるとすぐに手を差し伸べたり、小さなミスや違和感に気が付いてトラブルが大きくなるのを未然に防ぐことができます
②自分の考えがしっかりしている
自分の考えやルールがある ルールに外れた行為を見るとイライラしやすいですが、他人の言うことに流されず、仕事で頼りにされて評価が上がることもあり、恋愛でも頼りがいがあるというのは魅力的に見える
③ストイックな面がある
自分自身に厳しいため、理想や夢に向かってストイックに努力する人が多い
3.短気でキレやすいのを治す方法
①まずは治したいという気持ちが大切
「キレやすい」という行動パターンを治したい、と思う気持ちを持つことが大切
他人にキレてしまうことで、どのような弊害があり、キレやすいのを治すとどういった良い点があるのかを考える
②相手の価値観を知ろうとする
自分の価値観や考えが正しいと思う傾向があり、価値観や考えが異なる人を見ると、イライラしやすくなる 相手には相手の価値観があると知ることでイライラの原因がなくなるかもしれない
③相手を尊重する
相手の価値観を知るだけでなく、相手を尊重できるようになると、キレやすいのをさらに克復することができる 多くの人は、わざと誰かを傷つけようとしたり、嫌な気分にさせようとしたりして行動しているわけではありません。その人の価値観で動いていたり、自分のことで頭がいっぱいになって周りのことまで気が回らなかったりしているだけ、という可能性がある
④10秒呼吸をする
「怒りのピークは約6秒」といわれています。この6秒さえイライラに耐えることができれば、怒りは落ち着きます。怒りの感情が芽生えたら10秒呼吸をする 10秒呼吸法とは、1・2・3で鼻から吸って、4で止め、5・6・7・8・9・10で口から吐き出す呼吸法のことで、リラックスが必要なときによく用いられます。
⑤怒りで押さえつけず済む方法を考える
怒りの感情は、自分の気持ちや考えを分かってほしい、という気持ちの表れです。しかし、相手に怒れば相手も怒るだけ 平行線になるだけ
4.短気の原因は生活習慣の乱れかも
短気な性格は、考え方や感情のコントロールの仕方で改善していくことが可能ですが、今まで短気だと言われたことが無かったのにいつからか短気になっているという場合は、生活習慣の乱れが原因となっているかもしれません
ストレスがたまって、うまくリラックスできずにイライラしやすくなってしまいます
自律神経は内臓など、意識せずとも機能している器官のはたらきを司っています
自律神経が乱れると、心身に影響があらわれ、イライラしたり、気分が落ち込んだりしやすくなります
乱れが悪化すると、不安障害やうつ病などの気分障害が併発することもあります
また、女性の更年期(閉経前後5年ほど)や月経前はホルモン変化の影響によりイライラしやすい傾向があります。
日常生活に支障をきたすような特定の短気な性格が見られる場合は、パーソナリティ障害の診断を受けたり、カウンセリングや精神療法、場合により服薬によって改善をお勧めします
ワタシが現役時代 人間関係のイザコザの
場合は どちらの言い分を聞いても、どちらも自分本位で話し合いにならないことが多々ありました そんな時は、相手にも家族がいることを想像して、家族の誰かに話しかけるように話すことを心がけていました、そうして冷静を保ちました
では、また
バックナンバーです