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ティムバートン監督。

ついに続編。

公開されたのが1988年だから、当時と今とでは見方が大分違うかもしれない。ティム・バートンといえば、シザーハンズを思い出す。
映画「シザーハンズ」も住宅の見せ方や、その地域の住民の描き方がアメリカって感じで、大都会じゃない、郊外を舞台にした映画。
ビートルジュースもアメリカの郊外が舞台で、ティムバートンといえば的な感じなのかな。
公開時期の1980年代のポップカルチャーやメディアを風刺する要素があって様々な皮肉が含まれているように思う。
特に、死後の世界をアメリカ的な官僚主義や、オフィスワークに例えたりしてましたね。
ホラーとコメディを融合させた、伝統的なアメリカのエンターテインメントという感じです。
ゴシック要素が前面に出ている雰囲気もこの映画を特別なものにしている理由の一つだったと思います。
いまではあらゆる作品にゴシックっぽい衣装とか普通に出てくるようになったなとおもう。
こういった作品が流行る(?)、注目されたことで、日本にもハロウィンとか、ゴシック調の服やゴスロリなんていわれるキャラクターが出てくるようになって、認知も進んだのだろうな・・と思ったりします。

さて、今回記事見て思ったこと・・・。

ズバリ、西洋映画の吹き替え。
この記事は映画の宣伝でもあるけど、吹き替え声優にその一役を担わせたモノ。クローズアップしてる感じ。
まあ、よく映画の宣伝に、お笑いタレントとか、良くわからないタレントさんが起用されたりしてるのを観たことあるから・・・。
それに比べれば、実際に吹き替えを担当してる人が宣伝の材料になるのはまちがってないと思う。
そんなことじゃなくて・・・わたしも映画は大好きで、それこそ子供の頃は映画は映画館じゃないと観られないものだったんだけど、ビデオデッキの一般家庭への普及によって、ビデオテープで、その後はDVDでと映画や動画コンテンツは気軽に観られるようになった。
レンタルビデオは本当に良く借りた。
週一で行ってたくらい。
とくにみたいと思う映画だけじゃくて、気に入った俳優が出ている作品を借りまくったり、パッケージだけで良さそうと思った作品や、気になった作品を借りてた。
で、観るときに吹き替えで観ることはまず無かった。

テレビで放送される映画ってかならず吹き替えだったから、吹き替えで映画を観ることも勿論あったけど、あるときから「これって本当にこの映画を観たことになるのかな・・・」と思うようになった。
吹き替えそのものを否定するつもりじゃないんだけど・・・。
吹き替えでみないほうが良い映画ってあるなと感じる
吹き替えで観て、すごくつまらない映画と感じても、その後原音で観たらとっても良い映画だと感じることもあったし、その逆も勿論あった。
わたしの個人的な感想ではあるけど、もともとの俳優さんの芝居と吹き替えている人の芝居があってないと、本当にがっかりする。
これにはいろいろと理由があることもわかった。
1つは単純に吹き替えている人の芝居が合ってない。
1つは演出になるのか?翻訳の問題だったりする。
原音の台詞とまったく違った翻訳は良くあることだけど、日本人にわかるようなというか、あさはかだなと感じるのは、そのときの流行台詞とか風潮とかかな・・・そんなのを取り入れてたりするのがよくある。
まぁ、合ってたらいいんだけど・・・なんで?って思うことも沢山ある。

あとはあれ、今回紹介されている声優もそうなんだけど、またこの人か・・・っておもう。
いや、最初はそんなこと思わなかったんだけど、何度か吹き替えで観ていたら、同じような声ばかりでがっかりしたり、声は同じでもいいかもだけど、やり方?芝居っていうのか?が、いつも同じ・・・だと、あれ??ってなる。
声優ってさ、後でキャスト名みて、「あれ?この人だったんだ~」ってなるくらいの驚きがあると、声優ってすごいな~って思えて、映画にプラスの要素になる気がする。

良く俳優とかそのとき流行ってたタレントやアイドルとか、お笑いタレントとかが吹き替えしてるのを批判する人がいるけど、わたしはあまりそんな風におもったことはなかった。

なんだったか忘れたけど、当時流行ってたAKBとかだったかの女の子がヒロインの吹き替えを担当した映画があって・・・それがものすごく批判されてたのをみた。
勿論、その映画はテレビで放送されてたから、吹き替えで観たんだけど、わたしは特に何も思わなかった。

その映画のヒロインも特に難しいお芝居や表現をしてるようでもなかったし、その吹き替えもなんていうかぶっきらぼうだけど、ちゃんと感情は表現できてたし、その表現が実際の女優さんの表現と大差ない感じだったから。
でもその子の吹き替えは、なんか酷いいわれようだった気がする。
その後もSNSとかで、そういう感じの吹き替えを酷く言うのを何度も見かけたことがあった。
「棒読みだー」とか、「下手くそ」ってのがなんか目に付いた。
「作品壊してる」とか。
あーあー、そういえば、なんかのアニメで、今風なアニメね。
そのなかのキャラクターの声優がアイドルだったか、元アイドルだったかの人がやってる作品を偶然テレビでみたことがあった。
・・・・あれは、駄目だ。

アニメにはアニメに特化した「アニメしゃべり」
みたいなものがあると思う。
それを「芝居」っていうのは抵抗があるんだけど・・・。
このあたりは、音楽やってる人なら理解できるかも・・・みたいな話かな。

この記事で紹介されている所謂「声優」さんは、それに特化した「声」や「表現」をしているし、滑舌とかいいだせば、当然良い感じに聞こえるのかもしれない。たしかにタレントさんが吹き替えると滑舌とかイントネーションとかおかしく聞こえるかもしれないけど、それって結局「声優」という専門の人と比べてるからおきることじゃない?
すっごい批判されてたAKBだったかの人の吹き替えも、普段普通にみんなが聞いている会話となにもかわってないし、映画の雰囲気をぶち壊してるわけでもないし、わたし的には、ナレーションを一般人がやってるYouTube動画とかはまったくもって聞くに耐えられない動画が多いんだけど。
吹き替えとナレーションって目的がまったく違うじゃない?
ナレーションだけじゃくて、アナウンサーもそうか・・それって本当に声とか滑舌とか口跡とかすっごく重要だと思うんだけど、お芝居を吹き替えるのって、そこまで重要じゃないって気がする。

なによりも吹き替えで観てて萎えるのは、別の作品のキャラの声(芝居?)が、同じに聞こえちゃうこと・・・。
それって声優としては失格じゃない?って思っちゃう。
まーでもその「声」が「商品」だから・・・彼らに罪はない。
使う側の問題か・・・・。
でもそこまで気がつくっていうのはマニアックオタクな目線だからなのかもしれないけど・・・。

いえば最近は、アナウンサーって本当に酷いよね。
言い間違えたり、滑舌があまかったり、つっかかって何度も言い直したりしているの見聞きするとほんとうにがっかりする。
解雇か配置転換にすればいいのに・・・って残酷にも思ってしまう。

この映画の続編、ビートルジュース、ビートルジュース。
映画自体、わりと期待してる。
ウィノナ・ライダーはとても好きな女優さんの1人。
もちろん彼女が演じるリディアが続編でどうなっていくのかも楽しみの一つです。

まあ、吹き替えについては個人的な思うところは沢山あるし、言い出したら切りが無いからこの記事ではこの辺にしようかなと思いますが、吹き替えじゃなく、原音でかならず映画はみてほしいって感じです。
そういえば、随分前にね。
吹き替えを制作している人と話したことがあったんだけど、結局の所、吹き替えってさ、映画の特典扱いなんだっていってたの思い出した。
とはいえ、現在は、DVDなんかより、インターネットで映画を観るほうが多くなってると思うんだけど・・・。
あれさ、購入とかレンタルってあるじゃない?
そこで、吹き替え版とオリジナルと別々になってるのあるよね。
やっぱり動画をレンタルしたり購入する人って日本語吹き替え版にしちゃうのかな・・・。
そしたら、わざわざ原音盤を再度借りないよね。
そこはレンタルビデオやDVDの方が良かった点だね。
まあ、いろんな意味で残念。

この映画楽しみだけど、やっぱり吹き替えでは観ないよね・・・。

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