見出し画像

家庭連合がどう見えるか他の宗教の方に聞いてみた|第14回宗教マイノリティ理解増進勉強会【中】

「第14回宗教マイノリティ理解増進勉強会」(2024年11月23日開催、参加者20人)の意見交換で、家庭連合信徒から他の宗教の方に「家庭連合をどう思っているか」という質問がありました。

テレビで映し出されるイメージと実際のイメージの違い

G男くん(家庭連合、青年)
今日は他の宗教の方々が来ているということで、他の宗教の方から見て家庭連合をどう思っている、か聞いてみたいです。

中川晴久さん(キリスト教牧師)
僕は動画(中川TVチャンネル)でも言ってますけど、まずキリスト教会自体は家庭連合をよく思っていません。キリスト教会が考えてることは福音宣教なんです。

福音宣教と言った時に、他の宗教との対話とかは使命にないわけです。聖書のどこにそんな事書いてあるんだ、みたいな。

だから「宗教対話」とか言われると、余計なもの持ってくるなと。

そこで何か別のものを投げかけるためには、相当なものがないといけない。

家庭連合さんが良いことすれば僕は何の問題もないと思ってます。

家庭連合さんは2009年以降コンプライス宣言をして良くなったんだから、どんどん良いことやって、ある程度認められて、そういった時にキリスト教会がその存在を認めるんじゃないかなと。

思想を言ってる限りは、多分、何も反応しない。良い事をしてその存在が目の前に置かれると、やっぱり認めざるを得ないということになってくるかなと思います。

D男さん(新宗教団体元役員)
私はね、家庭連合さんについて大手メディアが報道される通りのイメージしか持ってませんでした。だから多分紹介してくれる人がいなかったら、一生朝日新聞の論調だったと思います。

紹介してくれた人がいたので、ご縁だなと思って付き合ったりとかして。それで「祝福を受けるといいんじゃないの」と言われて、「なんだろうな」と思って、それでビデオを見せられたんですよね。(笑)

一番目が覚めたのは「合同結婚式」、30年前に騒がれて何やってんだろうなと思ってたんです。それでビデオとか見せられて、聖書のアダムとエバまで遡る根拠がある、それを初めて知ったんです。エバが蛇にそそのかされて、悪い要素が加わったと。それで文先生が魔法の力か何かで、人類が新しくなるんだ、と。そういう根拠があると初めて知ったんです。

だったら、それを言えばよかったじゃないのって話ですよ。僕の友達に2組以上が一緒に合同で結婚式する人たちは誰もいないんですけど、でもああやって何万人も結婚式を挙げるのは根拠があるわけでしょ。

そういう根拠があるのか、というのが開眼した内の一つ目。

二つ目が、僕も警戒しながら付き合ってたんですよ。(頭の中は)朝日新聞ですから。(笑)

でもテレビの画面のイメージとか新聞の論調と、実際合ってる人のイメージが違うんです。これが二つ目。

結局、信仰をする人間と組織を別に考えた方がいいなと思って。

どうしてもメディアに流れてくるのは組織としての、団体としてので、一部のイメージが反映されているんですけど、実際皆さんを見ているとそんな人たちは誰もいない。

ところで、僕のところの宗教法人は差別がないので、家庭連合の人たちが10数人私たちの教会に来て一番の感想が、「D男さんさんの教会って誰も差別しないですね」ということなんです。うちは平等なんです。是非遊びに来てください。

※ 次回は「実は多い中立的な声」です。

いいなと思ったら応援しよう!

とも@宗教マイノリティ理解増進を目指す会
よろしければサポートお願いします! 頑張ります!