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もらいモノで罪悪感を譲り受けていないか?

私は片づけの観点からもスピリチュアルな観点からも、
中古品のもらい物をすることはあまりお勧めしていない。

断りづらくて仕方なくとか、
断ったことで相手の機嫌を損ねたくないという理由でもらったものは、
ネガティブな気をまとっていることが多いからというのがその理由。

家の間取り図をもらってエネルギー鑑定をするときなどは、
それが顕著にわかる。
私は事前情報なしでリーディングをするのだが、
家具などがあまりにもネガティブなものを発散しているので、
「できれば捨てたほうがいいでしょう」と言うと、
(めったにそういうことは言わないのだが)
お客様が「実はお古のもらい物で…」と打ち明けてくれるのが
お決まりのパターン。

もちろん、誰かが使っていたものでも、
心から欲しいと思い、気に入ったから譲り受ける…
ということなら構わない。

けれど、そうでない場合は、
モノには譲る側と受け取る側のネガティブな気持ちが乗る。

譲る側がモノに乗せた気持ちは「罪悪感」

「モノを無駄にした」「まだ使えるのに捨ててしまった」
という申し訳なさを自分で引き受けることができない人は
それを誰かに肩代わりしてもらおうとして
近しい人にモノを譲ろうとすることがある。
(こちらの要不要や趣味に関わりなく、
 不用品をくれようとする人、いません?)

その場合、その人が譲ったモノには、
「罪悪感」とか「罪悪感から逃れたい」とか、
そんなネガティブな気持ちが乗ることになる。

それでも、受け取った側がそのモノを気に入り、
喜びを持って使っていれば、
譲った側のネガティブな気持ちの波動もそのうち消えるだろう。
でも、受け取った側もそのモノを気に入っているわけではなく、
「断るのが悪い」
「断って気を悪くさせたら人間関係に響くかも」
という理由で気に入ってないモノをもらうと、
譲る側の「罪悪感」に自分の「罪悪感」をさらに上乗せしたうえに、
「なんか気に入らないな」という「不満」をプラスすることになる。

もらい物を通じて、
相手の罪悪感を肩代わりし、
さらに自分の罪悪感をプラスしてしんどさを増やし、
家を不満でいっぱいにし、窮屈にする。

そんなループに陥っている人は意外に多い。

そして、そういうタイプの方は、
モノ以外でも相手の責任(やるべきこと)も引き受けがちで、
さらに自分の責任(やるべきこと)も一人で背負い、
人生を義務と責任でパンパンにし、
自分らしく自由にふるまうことができない…。
という傾向もあるように思う。

要は、他人からいろいろ押し付けられがちってこと。
家と同じように、人生もまた「肩代わりさせられたもの」で、
いっぱいになっているのかも。

だから、もらい物をするときは、
「本当にこれが欲しいのだろうか?」
「これをもらって使ったとして嬉しいだろうか?」
と自問して、「引き受けたい」と思ったときだけ、
自分の意志で譲り受けることが必要。
上手に嘘をついたり、上手く理由をつけたり、
角が立たない断り方を研究してスルーできるようになると、
人生の方も、今より少し軽やかになるだろうと思う。


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