vol.9 旅ノートで気持ちまで思い出に残そう-自分だけのガイドブックで楽しさ10倍
今日もおつかれさまです。
夕焼けの色が少しずつおだやかになってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。差し込んだ光をうけた窓際の洗濯物がなんだか美しくて、写真を撮ってしまいました。
日差しも心地よくなってきた秋は旅行にぴったりの季節ですね。本日は旅行をもっと楽しくしてくれる「旅ノート」の紹介です。
この秋は旅ノートとカメラを持って、行きたかったあの場所で旅行しませんか?
旅ノートとは
旅ノートとは、旅の記録を残す手帳術です。
書き方は明確に定義されていませんが、スケジュールや持ち物・行ったところと感想などを書いて楽しむ人が多いようです。
旅行の最中から、その前後までさまざまなことを記録して楽しむことができます。
※最近人気の「トラベラーズノート」は(株)デザインフィルさんの商標ですのでお間違えありませんようご注意ください。こちらも素敵な商品です。
旅ノートでできること
旅行は準備期間から楽しみがスタートしているようなものです。
うきうきの詰まった旅行をどのように記録できるのでしょうか。旅ノートの魅力を3つ紹介します。
■気持ちも一緒に思い出に残せる
旅ノートはページ分割のやり方も自分で決めてよいので、実際の記録のとなりに感想を残すことができます。
食べたものの写真に味の感想や、お店の雰囲気を書き添えておくのも楽しそうです。店舗情報を書くときにお店に着くまでどんな道を通ったのかを書いておけば、読み返したときにより鮮明に思い出せるようになるはず。
ほかにも、自分の感じたままの景色を絵で表現することができます。
景色をカメラで撮ったとき「目で見ている景色となんだか違う」と感じることはありませんか? 実際にはカメラに写ったままなのでしょうが、そのときの気温や心情などによって異なる景色に感じているのかも。
そんなときは脳内イメージのままに描きだしてみましょう。
描いた景色のすてきポイントを書き添えてもよいですし「いやいや、すべてを絵で表現する」と最高傑作を生みだしてしまうのもアリですよ。もちろんシンプルなイラストや、シールで表現するのもおすすめです。
■自分専用ガイドブックになる
旅行のスケジュールや行きたい場所・買いたいお土産など、自分の欲しい情報だけを書きこんだ旅ノートはまさしく「自分専用ガイドブック」。
旅行前にリサーチした情報をもとに現地をまわったり、実際に訪れた場所の写真を貼りつけて次回のために記録したり。
自分の興味が向くままに集めた情報で満たされるので、満足度の高いガイドブックになること間違いなしです。
また、数年後に好みの傾向が変わった頃に読み返せば、なつかしさに浸れるだけではなく、そのときのあなたに新鮮な旅行プランのアイデアをくれるかも。
今の自分だけが書けるすてきなガイドブックをつくりましょう。
■プランや思い出をシェアできる
一緒に旅行に行く人たちと、各々で旅ノートをつくれば楽しさは何倍にも膨れ上がります。
旅ノートは自分の興味をベースにしたものですから、みんなでつくって持ち寄ればそれぞれの個性的な旅ノートを味わうことができます。旅行前はもちろん、宿泊先で夜におしゃべりしながら書きこんでいくのも盛り上がるのではないでしょうか。
旅ノートは活用するだけではなく、書きこむ時間すらもみんなとの思い出のひとつになる手帳術です。
一緒に旅行に行かなかった家族や友人に、お土産話をするときに旅ノートを見せながら思い出をシェアすることもできます。話だけではなく、実際にお土産をプレゼントしながらですとより鮮やかに楽しさを伝えられるかも。
旅ノートをもっと楽しむためのポイント
さて、すでに旅ノートの魅力をたっぷりお伝えしておりますが、もっと楽しむためのポイントを2つ紹介します。
気になるものがあればぜひチャレンジしてみてくださいね。
■旅行前・中・後にそれぞれ書く
現地にいるときだけではなく、準備しているときや余韻に浸る時間までずっと楽しいのが旅行のいいところ。せっかくですから、そのときどきをすべて旅ノートに描き残しておきませんか?
きっと旅行のうきうき感を倍増してくれるはずですよ。
どんなことを書くのか紹介しますので参考にしてみてくださいね。
【旅行前】
・スケジュールや持ち物
・宿泊先や交通機関の情報
・地図を印刷したもの
・行きたいところ
・買いたいお土産や特産品
【旅行中】※それぞれに感想をつけると◎
・行ったところの日時
・天気や気温
・使った金額
・写真やチケット
・余裕があればスケッチも
【旅行後】
・旅行中の記録を時系列でまとめる
・写真やチケットを貼りつける
・絵やシールでデコレーションする
■スマホなしで楽しめるくらい書きこむ
文明の利器・スマートフォン。旅行中スマホはバッグの中に控えてもらって、旅ノートの情報だけで行動するのも楽しいかもしれませんよ。
自分の手で書いた情報だけを頼りにお店を探したり、電車に乗ったり。すごくハラハラドキドキすると思うのですが、冒険みたいでちょっとわくわくしませんか?
そのときしか味わうことができない現地の街並みをより強く目に焼き付けられると思うのです。
スマホではなく、カメラを片手に歩けば「旅行っぽさ」も増してなんだかいい感じ。
ただ、ときにはスマホも活用して安心・安全に旅行を楽しんでくださいね。
私が旅ノートを書くならば
ここまでの旅ノートの基本・ポイントをふまえて「私が旅ノートを書くならば」と考え、書き記していきます。
みなさんも「自分ならこう書くかな」と楽しみながらご覧ください。
【旅行前】必要なもの・情報を書き出く
【旅行前】スケジュールややりたいことを書く
【旅行前】おもてに行きたいところを思いつく限り書く
【旅行中or後】うらに写真や感想を書く
【旅行後】行けなかったところは切り離して次回使うようにとっておく
私だけの旅ノートづくり
日常の中に刺激や、癒しをくれる旅行。
そのときの楽しかった記憶を大切に旅ノートに書き留めてみましょう。思い出がノートの中で熟成されて、数年経って読み返す頃には楽しみがもっと広がるかもしれませんよ。
人生は一度きり。たくさんのものを見て・感じて、楽しく生きていきたいものですね。
それではまた。