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勉強を継続するためにやっていること
英会話の学習を始めて130日が経過しました。
今日は英会話の学習に限らず、勉強を継続するためにはどうしたら良いのかについて私が取り組んでいる事を書きたいと思います。
自分の学習ペースを保つ
勉強するペースは人それぞれ違いがあります。
又、その時々の心理状態や忙しさの度合いによってモチベーションが変わったりもするでしょう。
気持ちがのっている時はつい学習ペースを早めたくなりがちです。
逆に自分の気持ちがのっていない時は学習する意欲がなくなったりもします。
人間は感情の生き物だと痛感する瞬間です。
ただ私の場合、これらの感情にペースが乱されないように気をつけています。
学習ペースを早めるでもなく、学習をしない日をつくるでもなく、毎日同じペースで淡々と学習を継続しています。
何故なら学習を早めても、それは気持ちがのっている時の行為なので記憶に残りにくいし、復習する際に振り返る範囲が多くなることで、今日新しく学ぼうとしている事への時間が削られる事を経験から知っているためです。
私は毎日学習を始める前に必ず前回学んだ事を振り返る時間を設けています。
その範囲が広ければ広いほど振り返る時間がかかり、その作業を終えた頃にはヘトヘトになったりもします。
毎日学習ペースを一定に保つことが学習を振り返る時間の短縮につながります。
1分間だけ取り組もうと考える
勉強しているとどうしても気分がのらない日があります。
又、仕事が忙し過ぎて疲れ果てている日もあります。
「今日位は勉強しなくてもいいか」とつい思いがちです。
そんな時によく使うのが「1分だけ勉強しよう」です。
仕事でもそうですが、目の前にやるべき仕事が多いとやる気がなくなります。
でも「1分間だけ取り組もう」と考えると気持ちが楽になります。
この1分間は30秒でもいいし、英会話であれば1フレーズだけでもいい。
とにかく「勉強しなければならない」とか「今日はここまで進まなければならない」といった、自分自身が作り出している謎の壁を壊すように心掛けています。
そして毎日不思議に感じるのは、最初は1分だけ勉強に取り組もうと思って取り組み始めたはずなのに、気づけばそれが30分や1時間といった学習時間に変化していることです。
それはきっと、学習した事を思い出す事が自己肯定感につながったり、新しい事を学ぶ事が楽しくなってきたり、逆にその1分間の中でわからない事が出てきてそのわからない事を理解したいといった気持ちが無意識に沸いてくるからだと思います。
勉強している内に気持ちに変化がうまれます。
大切なのはどんな形であれまずは取り組むことです。
取り組むと自然に気持ちは変わります。
取り組まなければ今日の学習はゼロです。
へたしたら忘れてしまう分マイナスです。
取り組むことで0が1に変わるのです。
少なくともマイナスにはならないのです。
「本当に1分間で学習を終える事はない」という自信があるからこそ、安心して「1分だけ取り組もう」から学習をスタートできています。
隙間時間は有効に活用する
学習するうえで欠かせないのは隙間時間の活用です。
仕事の休憩時間、通勤前、電車やバス等公共交通機関を待っている時間等、日常生活のあらゆる場面で隙間時間を確保できます。
私はこの隙間時間をとても大切にしています。
英会話を学習していて感じるのは「すぐに忘れてしまうこと」
昨日学習した事が翌日上手く思い出せなかったりすることはしょっちゅうあります。
「あれだけ時間をかけて覚えたはずなのに」
覚えて使えて初めて身に付いたといえます。
それができなければ学習した時間は無駄になったりします。
又、覚えてもすぐに忘れてしまうことが毎日続く事で学習に対するモチベーションが下がったりもします。
私はそんな体験を何度もしてきました。
でも隙間時間をフル活用しだしてから変わりました。
以前のように忘れてしまう回数が減ってきたのです。
それはこまめに隙間時間を見つけて、たとえ30秒でも数分でも学習に取り組んでいるからです。
「1回の学習にどれだけ時間を費やしたか」より「どれだけの回数を振り返る時間に当てられたのか」の方が記憶に定着させる意味では大事なのかなぁと思います。
とにかく回数を意識する。
同じフレーズや学習したことを「これでもか!」という位しつこく繰り返す。
そうする事で記憶への定着率が上がり、定着率が上がる事が「マスターできた!」という喜びにつながります。
1度の学習で完璧に覚えられるはずなどないのです。
そうした本来人間の持つ特性は変えられない。
であればひたすら回数を意識し脳に刷り込ませるしかないのです。
私は最近、新しい事をどんどん学ぶよりも確実に記憶に定着させながら学習を進めた方が良いのではないかと感じています。
学習を前に進めないといつまでたっても英語が話せないという焦りはあります。
でも覚えて記憶に定着して使えなければ意味がないのです。
記憶に定着させるとは、頭で文章を整理することなく日常生活で日本語を使うような感覚で話せるようになる状態です。
隙間時間に何度もテストして、どんな状況下でもパッと頭に言葉が浮かぶ、瞬間で話せる状態を目指し取り組んでいます。
確かに時間はかかります。でも遠回りしているようで実は英語をマスターする近道ではないかと思うのです。