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精神疾患や精神障害の分類や治療は発展途上だと思っている
前書き
強めに訴えるぐらいではないと、伝わらないかなと思い、少し優生保護法にからめて不愉快に感じる表現をしています。
少しでもその手の内容が見たくない方は、記事を避けていただくことをおすすめします。
発展途上中の医療分野
発展途上
かって菜食主義者のことをベジタリアンと呼んでいたけれど、いまはもっと細分化されていろんな呼び方がある。
それと同じで、精神障害の分類ももっと細分化されるのではないかと考えている。
発展が遅れた理由として考えていること。
かなり最近まで障害を持っている人に対して陰口のようなことを言うことに世間があまり抵抗がなく、口にする人に対する非難もされなかった。(2000年代入ったぐらい、平成の真ん中あたりまではそんな感じの人が多かったと思う。)
個人的には1996年に廃止されるまで優生保護法が、あったのも理由の一つだと考える。(優生保護法の、主な内容。ウィキペディアより引用、「不良な子孫の出生を防止及び母性の生命健康を保護」)
この法の対象に障害者の人たちもいて、余計差別的な感情を向けられる原因や助長になっていたと考えている。(子供を残せられたら不都合な人たちと国が認定した、不良な人たちと思われる根拠としては十分。)
そもそも日本は、異物を排斥しようとする文化というか風習とか気質のようなものが根強い。
そんなことで、それらしき人は迫害やいじめの対象にされかねないのもあって、隠すことに重きを置いていた。
精神科に行く人に対しても、入ってくのを見て白い目でみるような、見られかねないような社会だった。(バブル崩壊ぐらいの時代の認識としてはそんな人が多かった認識がある。)
データを元に治療方法の正しさを見極めている
大多数の人達が行くことに酷く抵抗がある中で、症例となるような患者のデータももちろんあつまりにくくなってしまった。そのため余計に精神障害関係の治療方法が遅れたのだと感じている。
(現代でもそこまで、差別的な認識が改善されてはいないことをニュースの事件や精神患者の実体験として受けた扱いを読むと感じる)
(当時のできる医療行為が今以上に殆どなかったせいもあるかもしれませんが、今以上に短期間で目に見える効果がないと医療行為として認めない事が多かったのだろうと、過去の本とか見ると感じる。)
現代に蓄積された症例が少ないので、医師が参考にできる資料も少ないのではないかなと思う。もちろん海外の資料もあるけれど、翻訳という壁が浸透までの余計な時間をかけている。(宗教とかで考え方が異なっている部分もあるから、そのまま持ってこれないところも精神的な治療に関しては今後増えるかもしれない) 実際、いまの医療現場でもよくわかってない人もいるようですし、社会的な認識としても厄介な人たちだというのが現在でも抜けてないように感じる。
身体障害者に対して、目に見える対処方法を取ることが難しく、社会の中で生活できるような医療行為や対処、生活への補助の方法が遅れたのもあり身体障害者以上に社会進出のための法案も差別への認識もやはり根深い。
治療や緩和方法が進歩しますように
それでも、なんらかの対処をすれば社会の中でもやっていける人が増える、ハンデを軽くする方法は少しずつ手探りで発展しているみたいです。ただ、即効性のあるような方法はなく、医者によっても対処方法が違うようで、まだまだ手探りの分野だと感じる。
だから、もし発展したら分類も治療方法の区分として、いまより細分化されるとかんがえている。
そうしたら、障害者に関係なく生活する人に説明するときにもう少し楽になるかもしれないです。
個人的な愚痴
ただ、もっと早く発展できたのではないのかなとか、差別意識に対する規制をかけるとかしたら、もっと早く人の目を気にしないで治療・通院が行ける人がいて、追い込まれる人が減ったんじゃないかなとか、過去の法案のことを考えると苦々しい気持ちになる。(要因の一つに過ぎないと言われるとしても、)
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