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★本要約ch★小3までに育てたい算数脳 高濱 正伸/著 健康ジャーナル社
こんにちは。みーやです。
今回読んだのは、5万組以上の親子を見てきた
「花まる学習会」代表、高濱正伸先生の本です。
我が家には8歳と4歳の子供がいるので、共感できる部分が多く、一気に読み進めてしまいました。
内容も非常に理解しやすかったので読書が苦手な方でも読みやすいと感じました。
子育て中の方に是非オススメしたい1冊です✨✨
我が子には算数が得意になって、思考力を身に付けて欲しい、という強い思いが込み上げてきました。
早速、我が家でも本誌で紹介されていた
謎ぺードリルを購入し、毎日1ページずつ親子で取り組んでいます。
『継続は力なり』を信じて、親子で力を合わせて頑張っていきたいと思っています‼️
我が子の算数脳よ、育っとくれよ…🧠✨‼️
本の要約は以下の通りです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
1 計算力と数学の学び
計算力は基本的な能力であり、大事ではあるが
単に計算(100マス計算など)ができることは、
数学が得意ということではない。
算数、数学の問題を通して、思考力や問題解決能力を育てることが重要。
全能力を傾けて問題を解いている時の緊張感、
意外なところから隠された道を探し出した時のいいような嬉しさは一番面白く、一番大事で一番教えるのが難しく、一番差を埋めるのが難しいところ。
算数や数学の面白さは思考力にある。
2 学習の分岐点
小学3年生までの学習が特に重要。
我々が超えられない壁と呼んでいる能力(空間把握能力、図形のセンスなど)のほとんどは小3までが勝負。
3 子供の成長と環境
子供というのは、必ず芽の出る種である。
そして芽を出せば、必ず伸びる。
親は伸ばしてやりたいと思うあまり、目の出る前から無理やりこじ開けて種をダメにしてしまったりやっと出てきた目を無理やり引っ張って、ちぎってしまったりすることがあるが、親という存在自体
子供にとって、最大の環境だということを忘れてはならない。
子供は自分は愛される価値のある人間だと感じれば、必ずスクスクと伸びていく。
4 言葉と精読力
読書をしてるのに、文書問題が出来ないというのは精読が出来ていない。
精読力というのは、一字一句、絶対読み落とさないという集中力。音読をさせてみると、文章題が苦手な子と言うのは、見事なぐらい読み落としをしている。集中力というものは、幼児期を逃してしまうと、あとは生死がかかるような大事件でも起きない限り、なかなか育てるのは困難である。
だからこそ、小さいうちに集中力の構えを身につけさせなくてはならない。
精読力のある子供に育てるためには、一字一句読み落とさない、集中した読み方を体得させる。️
普段の生活の中でも子供の言葉の使い方、間違いなどはきちんと指摘し、修正させる。
言葉の言い間違いを放置せずちゃんと指摘し辞書を都度引かせる。
️ 5 親子関係
子供は自由に振る舞える領域を常に広げようとする生き物であり、大人に基準を求めている。
親がきちんと指針を示し、甘やかさないということはとても大切。叱る時はしっかり叱る。
親の基準が曖昧である為、わがままを許し見逃してしまったばかりに子供が親の言うことを聞かなくなってしまった場合は、どこかで体を張って勝負をかける必要がある。
6 意志の力、執念
自分で考えたい、最後までやり遂げたいという強い意識を子供の中に植え付けさせる必要がある。
意志の力が身につくかどうかはやはり、人生で最初の9年間(年少~小6)の過ごし方にかかっている。
大人はどうやってこの旨味(意志の力)を
子供達に伝えていくかにもっと心を配らなくてはならない。
️7 見える力と詰める力
見える力とは、
・図形のセンス
・空間把握力、
・試行錯誤能力
・発見力
詰める力というのは、
絶対に自力で解きたいという意志の力
・論理性
・要約力
・精読力
・意志力
この二つの力を身につけたい場合はやはり、
小学校3年生までがタイムリミット。
言語やコンピューターのような二次的能力は
後からでも十分伸ばすことができるが、手先の器用さや空間認知力感覚力、基礎スキルは、子供時代に、全て決まってしまう力である。
8 夢中になって遊ぶ中で知性を育む
ヘトヘトになるまで遊び尽くすこと。
やり尽くした体験を持っている人というのは、社会で成功している人達に非常に多いと感じる。
知力、精神力、体力のどれをとっても、子供時代の遊び尽くす経験が土台となっている。
またイメージ力は外遊びでこそ伸びる。
9 主体性
自分でやりたいと思い、自分でやってみて
失敗したら、自分でなぜだろうと考え、自分で教訓を引き出し、成功したら、間違いない自分の学びとして蓄積していく。
主体性をもって物事にとりくんでいるかが重要。
10 叱り方、三原則
厳しく、短く、後を引かず。
ガッと叱って涙を拭いたら、分かったね。と笑顔で解放する。背中からいつまでも怒りのオーラを発し続けない。
️11 親自身楽しむ姿を見せる
親自身が生き生きと何かに熱中、没頭している姿を見せることが大切。子供はとてもよく親を見ており、表面的な言葉に騙されない存在である。
12 異年齢同士で遊ぶ
子供は、子供同士の関わりの中で初めて自分を変えたり成長したりすることができる。
子供が仲間内で評価し合い、評価された時が最も成長する時期である。
(例/クラスで足の速い子が一目置かれる存在になる、というようなこと)
13 数唱
数の概念の導入時期で大事なことは、音から入ること。ドリルなどのペーパーから入って、数字の読み書きやを行なうよりも、数唱から入るとよい。
お風呂の中で、一から百まで数えるのもよし、外に出て、電車の数を数えるのもよし。
生活の中の数え上げ体験を増やす。
最後に…
幼児期でなければできないことを、幼児期に行ってきたかどうかが重要。
後からでは間に合わないことに
見える力、詰める力、外遊びや体験、思考力の基礎を幼児の時、築いてこなかったら後から伸ばすことは困難である。
泣いたり、笑ったり、喧嘩をしたりすることも含め、十分な幼児期を満喫してきたかどうかが10年後に思考力の差となって現れてくる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
以上となります。
初投稿となり、分かりにくい点があったかもしれまんが、お許しください😵
もっとこうした方が…という点がありましたら、
教えていただけると嬉しいです。
長々となりましたがここまで
お読みいただき、ありがとうございました😊
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