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おひとり様行動の思わぬ悪影響(アラサーからの遺言)
28歳である。
今年の9月には29歳で、来年の9月には30歳を迎える。
十のくらいが一つ上がるか上がらないかの瀬戸際、焦るなという方がむずかしかろう。
要領の悪い私は人よりも人生のノリを掴むのがあまりにも遅い。
自分の選択を誰のせいにするつもりはないけど、今更になって、ああしておけばよかったなと思うことの一つ一つが重くのしかかってくるような気分になる。
私は一人の時間がないとダメなタイプの人間で、人間関係も狭く深く気づいてきた。
部活やサークルも一生懸命になれなかったし、無理にすることもないかと思い力を入れてこなかった。
休みの日なども、やりたくないことを無理にするということはせず、人混みが苦手なこともあり、たまに友達をお茶や飲みなど行ったりする程度でおとなしく過ごしていた。
人と合わせると嫌でも気を遣ってしまうから、おひとりさまも好きだったし、一人でなんでもやってしまう人というのに憧れてもいた。
誰かとキャピキャピ予定を合わせるより、孤高に一人旅に出かける女の方がかっこいいと謎のひねくれ思考を爆発させていたのだ。
でも今になって思うのであるが、二十代前半の交友関係というのはアラサーになって至る所に影響を及ぼしてくるようである。
深く狭くの人間関係だと、どんどこ結婚や出産を迎えてライフステージが変わっていく友達が増えるていく中で誘える友達がガクンと少なくなってしまう。
二十代前半でおひとりさまを十分に満喫してしまった私は今更になて人恋しくなっている。
今更誰かと連みたいと考えても、つるめる近くに住む友達はとても少ない。
それでは彼氏を探してみようとアプリを開くも、まともそうな人はみんな大学時代はサークルや部活に熱心に取り組んで友達が多いような人だったりする。
休みの日には韓国だ名古屋だ博多だといろんなところに出かけていて忙しそうである。
かたや私は暇なアラサー。話す内容も面白くない。
友達がたくさんいて、楽しい二十代を送っていて、何かに打ち込んだことがあるような人に気が引けてしまう。
あんなにかっこいいと思っていた一人行動なのに、何だか虚しい。
一人行動を選んでしていたのか、一人行動しかできなかったのか。
なんだか残酷な答えが出てしまいそうなのであまり考えないようにしておこう。
おひとりさまも認められるようになってきた世の中で、
人と無理に合わせなくてもいいという考え方は広がっている。
しかしこのように、アラサーになった時につるむ人がいなくなり、孤独になり。そして行動が狭まる。その結果いい結婚相手も捕まえることができない、みたいな事態に陥ってしまうことも忘れないでほしい。
なんだかとてもネガティブな記事になってしまった。
アラサーというのは不安定な生き物であるので許してほしい。
どうか二十代の前半の方がいたら、めんどくさくてもお友達と積極的に
キャピキャピしてください。
アラサーからの遺言でした。