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講評会
Twitterで「講評」について話題になっていたらしい。
まぁごくごく狭い範囲の、しかもマイナーな分野でのお話で、その上、わたしのタイムラインなんて貧弱そのものだから、元々のツイートすらよくわからない。
ただここ数日、そんな話題がちょこちょこ流れてきて、
おもしろいのは、そのほとんどが、なんというか自分語りなのだな。
みんな「講評なんて、ふんっ」と言うようなスタンスで、それでもそれなりに思い入れがあようだ。
そりゃ自分の作品について、何か言われるのは、ただでさえ緊張するのに、学校という場所では、どうしても「評価される」という側面があって、心乱れるのは仕方ない。
美大ともなれば、技術はある程度の水準を超えているわけで、いきおい講評は作品のコンセプトとか、方向性、問題意識、みたいなところに向かうから、辛辣なことを言われたら、そりゃ根に持つよね。
わたしも「うちの大学のレベルってこんなもんなの?」って言い放った版画のH先生のこと、覚えてます。
でもまぁ、たいがいの講評なんて個人の感想なのだし、それでいいと思うんだよね。
自分を褒めてくれる人の言うことだけありがたく聞く。
心に余裕があれば、貶す人の話もごもっともですと聞く。
誰にも何も言われなかったら、その時は自分のことを疑うべきだろうね。
学校を出ると、本当に誰も何もいってくれなくなるのだから。