聴覚過敏の娘と映画を観てきた。
ディズニーで号泣、音が怖い娘。
娘は聴覚過敏があります。小さな頃から太鼓の音や大きな音が怖くて、イヤーマフも買っています。とても楽しみにしていたディズニーでも暗い環境&大音量に大号泣。途中退室したり。私は映画が好きなので娘にも好きになって欲しくて「アナと雪の女王」を一緒に観に行った時も、上映前の予告で泣き出して本編も観ずに退室。
だから、コンサートや舞台も一緒に行きたいけど全く行けてません。
なぜか映画「ゆとりですがなにか」に興味を示した。
私はドラマ「ゆとりですがなにか」が大好きでして。続編ドラマの終わり方がさらに続編あるっぽい終わり方だったから、待ってたのですが、10月13日からついに映画が上映されました。はっきりいって1人で観に行きたいと思ってました。大好きだから集中したいし。なのに、娘が一緒に行きたいと言い出しました。リトル・マーメイド等他の映画には誘っても断っていたのに、なぜ「ゆとり」には行きたいんだろう。ホンマに分からん。でも、これだけは途中退室するわけに行かない。もし万が一途中退室するなら1人で退室して、歩いて家に帰ること(家は近いのです)。これを約束してもらって渋々一緒に行きました。
案の定、予告編で涙目。
予告を観なくていいように、上映時間を少し過ぎてから劇場へ。それでも劇場の暗さと終わりかけの予告編の大きな音、響く重低音で涙目に。いったん外で待機して、本編が始まってから着席しました。派手なアクションではないので、本編は大きな音はそんなになく経過。時には一緒に笑ったりしながら、集中の切れる時もありましたが、何とか最後まで観ることができました。
この経験が少し自信になってくれたら。
実は私も聴覚過敏があります。BGMの大きな環境が苦手です。普通は耳の何とかって骨が聞こえ方を調整したり、脳が音をマスクして会話に集中できるようにしたり、するのかな。でも、私はいったん気になるとダメで、音を聞き続けなければならない環境が怖くなります。ひどい時は聞こえなくなる環境に逃げます。ノイズキャンセリングのイヤホンをしたりもします。ZUMBAもあまりに大きな音だと怖くて、退室し用途思うこともあります。でも退室したら感じ悪いかなとか考えたりも。
調べたら、逃げてばかりも良くないようです。これはメンタルの問題もあるようで、一瞬怖いと思ったけどそのうち慣れたとか。ZUMBAも結局は音を楽しめたとか。そんな一つ一つの克服体験を積み上げることが、この症状を緩和する上で大切なんだと。
だから、娘には今回1本映画を観ることができたって成功経験を自信にしていって欲しいと思います。音をもっと楽しめるようになって欲しいです。
(、、、ホントのホントは1人で観たかったわ。一箇所泣けたシーンがありました。誰か観た人いるかなぁ。)