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渡部昇一が予言していた反グローバリズムの台頭

私は、数千冊の本棚の中からかつて読んだ昔の本を、たまに手に取って目次を眺める事がある。10年前、20年前に長谷川慶太郎が言っていたこと、渡部昇一が言っていた事をふりかえる事で彼らの先見の明を楽しんでいる。
たまに私自身がまるで忘れていた項目もあり、驚かされる。
当時、私は何を思って、この本を読んでいたのだろうか?
私は、何も考えずに読んでいたのだろうか?
などと脳天を殴られたような気分になることもある。
今回は、今日、たまたま手に取った渡部昇一先生の『戦後七十年の真実』という2015年8月10日に出版された本の中から驚くべき考察を紹介したい。

渡部昇一先生は、既に2015年の段階でグローバリズムに警報を鳴らし、グローバリズムの神髄を見抜いていた。

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