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無人機の裏に潜む米国の非常事態~未確認飛行物体が意味すること~

米国ニュージャージー州や米国北東部を中心に、未確認飛行物体の目撃が相次いでいる。UFO説や、イランや中露などの敵軍のテスト飛行など説は色々ある。アメリカは、もうミニパニック状態で、どのメディアも連日取り上げている。アメリカでは免許さえあれば、空港や軍事基地近くの飛行禁止地区以外なら、日中も夜間もドローンを飛ばすことは合法だ。高度400フィート以下を維持し、常にドローンから目を離さないことなどの条件はあるが、誰でもドローンを飛ばす事が出来る。宇宙人が、あれほどのローテクな飛行物体を飛ばすはずもないし、米軍によるテスト飛行もありえない。なぜなら、アメリカ西部には広大な米軍専用エリアがあり、そこで飛ばせばよいのに、目撃者が多く出るであろう場所で米軍がテスト飛行をする理由はないからだ。また、アメリカには既に数百万台のドローン所有者がいるため、誰かが趣味で飛行させているか、ドローン製造会社がテスト飛行しているとは思っていた。
しかし、ロイターは
・ドイツのラムシュタイン米空軍基地上空で無人機の飛行を目撃
・無人機がアマチュアによって操縦された可能性は排除した
と報じている。

ベルリン 12月13日(ロイター) - 米空軍の報道官は金曜日、12月初旬にドイツのラムシュタイン米空軍基地上空を無人機が飛行しているのが目撃されたと発表した。 「基地の住民、施設、資産への影響はなかった」と報道官は述べた。「ホスト国の当局と協力し、地域社会の安全とセキュリティを確保するために、引き続き空域を監視していく」 ロイター通信の取材に対し、セキュリティ関係者は、ドイツ当局は無人機の操作者を突き止めていないが、無人機がアマチュアによって操縦された可能性は排除したと述べた。

どうも、解せない。
また、これらのドローンが何であるか以上の問題が、この問題の裏で起きている。それが今回のテーマだ。

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