断末魔の中国～経済破綻は進み、市民への弾圧は強化へ～

中国経済が、いよいよ崩壊寸前の状況だ。
企業だけでなく、全ての地方政府までもが、率先してバブルに乗っかり借金して土地を購入し、建築物を建てて売り払うという事を繰り返してきたが、バブル崩壊に伴い、今度は借金地獄に陥っているのはご存じの通りだ。
地方政府の表向きの債務は700兆円。『隠れ債務』を含めると1800兆円にのぼると言われている。 カリフォルニア大学サンディエゴ校の政治学教授、ビクター・シー氏による分析によると、債務返済義務だけで地方自治体の収入の125%に達するケースもあるという。つまり、借金返済をしたら地方政府には何もカネが残らない事を意味する。
このような状態なので、地方政府は、公共サービスを削減せざるをえない状況となっている。
つまり、医療施設や公務員の給与の支払いが遅れたり、道路の維持管理や清掃などの業務を行う業者への支払いが遅れている。中国では、公営の病院の方が多いため、地方政府にカネがなくなると、医師や看護師なども含めた病院の従業員への賃金支払いができなくなる事を意味するのだ。
そのため…

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