トランプに立ちふさがる課題とジレンマ
いよいよトランプ大統領就任が近づいてきた。
今回の就任の前に、トランプが直面するであろう課題に関して今回は話したい。どれも何らかの形で日本も関係する課題ばかりだ。
日本は世界の中にある。
アメリカも世界の中にある。
だから、常に日本の課題を考える時でも、世界的視野から日本の課題を考えなくてはならない。
全ては連動し、関連しているからだ。
まずは、アメリカの財政状態における課題から見て行こう。
アメリカは、現在、GDPの120%を超える36兆ドルの負債と、100日ごとに約1兆ドルのペースで増加する赤字、GDPに占める割合で過去の平均の2倍に上る赤字を抱えている。つまり、それほど不法移民保護やウクライナへの支援、環境保護等などに莫大な政府投資を行ってきた結果である。
その結果、GDPは何とか成長できたが、さらなる物価高騰をもたらしたとは、過去の記事や、ニコ生ライブで既に述べた通りだ。
イーロン・マスクが政府効率化局(通称DOGE)を統括する事になり、彼はアメリカの無駄な歳出を間違いなく減らしていく。だから、ポリコレ推進や、DEI推進の歳出は間違いなく減らされるだろう。しかし…
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