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エニアグラム:タイプ4からの進化論? その①

私には前からフォローしている人がいて、個人的にはかなり気になっている存在がいる。

異性としてではなく、純粋な話相手が欲しい男性は案外結構いるのではないか。
私もわりとそういう感じだ。以前は同性が苦手だったとはいえ、性別はどうであれ親密になりたい気持ちは変わらない。
同時に一人でもやっていけるだろうと能力を過信するところも。(日常生活ではポンコツだけど)

以前からこの人は私と同タイプではないかと疑っていたのだが、やはり同じ枠でくくらないほうが良いだろう。そういうのは嫌うはずだから。

もしかすると元は同じ生得本能ではないか?(タイプ4 セクシャルのこと)
その人は女性を異性として見られないと言ってたし、人文学に詳しいところや感性の面で、確かに本人がINFPだと言ってたのも頷けた。
見たところ、極めて論理的な文章なのだけど、「自分の主張を完全に理解する人間はいない」と憤りや虚無を感じるところが私と似ている。



エニアグラムにも「進化論」の分岐と同じようなものがあって、それを決める一つ目の要因が生得本能、もう一つは本人の生い立ちなど愛着関係による「防衛機制」。

仮にエニアグラムのタイプと生得本能が全く同じでも、幼少期に防衛機制がどのように働いたかによって、全く別のタイプに見えることがある。

そう、私は仮定したのだ。



タイプ4がむしろ偏った思考型になる場合、生得本能はセクシャルか自己保存だろう。
なぜなら、この2つはタイプ4の性質である「無能さ」を無自覚に否定するからだ。

よってタイプ4 自己保存は懸命に働き、自分を追い込んで仕事中毒になりやすく、そのストイックさがタイプ1やタイプ3辺りに見えることもあるらしい。

またタイプ4 セクシャルは本来、他者への攻撃性があり、無自覚に自分は「劣等の」存在なのだというのを頑なに否定している。その挙動はタイプ8にすら見えるが、元々地に足がついていないので、メンタルは弱いはず。

「悲しみ」や甘えなど、いわゆる典型的なINFPにありがちなヘラムーブではなくて、「怒り」や恨みが原動力となった場合がセクシャルなのだ。


実際、ある意味タイプ5より学者肌か知識層になる人が多いのではないかと、直感で思っている。
他のタイプ5らしい人を見ていると、案外実用的な考えを持っていて、現実との折り合いを付けるのが得意。根っからの概念主義者はあまりいなさそうだ。

※私の場合、母の前では泣いてたのに、周囲の目があるときは大人しくしていた。今でも母に対する執着とも異なる、理想像のようなものが存在してるのはタイプ4の愛着関係と似ている。
タイプ5 セクシャルは、タイプ4の感情的なつながりへの欲求が、知性や精神的なつながりに変化した形なのかもしれない。

https://wiki.personality-database.com/books/enneagram/page/sexual-4-in-detail


そして残りのソーシャルが最もタイプ4らしく、脆弱さを剥き出しにしている赤子のようである。
この場合、思考型に傾く可能性はほとんどないが、防衛機制も弱いということだ。
感情制御のむずかしさで、特に困難を抱えるのはソーシャルかもしれない。


ちなみにタイプ4が人気なのは、結局みんな赤ちゃん返りしてヨシヨシされたいだけなのではないか。


私の仮説:思考型のみなさんも皆タイプ4が原点、エニアグラムの他タイプも皆タイプ4からの派生に過ぎない。

次はこれについて、なるべくわかりやすく書いていこう。

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