これまでの夢分析を脳科学的にパターン化して整理してみた
(目次の表示方法をずっと知らなかった!前と変わったんだ……)
10/12 追記:夢見で活発になった位置の変化
頭頂葉+後頭葉全体(視覚的・身体感覚)→後頭葉の活性化が弱まり、言語化(前頭前野?)辺りが活発に→側頭葉(聴覚・波動感覚)→一時的に落ち着いている
積極的分離論のおさらい
個人的に割と重要そうな話ではあるので、前半に少し補足のみ追加。
「積極的分離論」の段階理論に当てはめてみると、どのあたりが自分の転換点なのか大体わかりました。
第一段階:幼少期(3歳初めまで)
・最初の統合と早熟さ
私が幼稚園に入園したばかりの体験が「段階理論」における「初めての危機」に該当すると思います。(それ以前は覚えてない)
第二段階:中学の頃まで
・仲間から受け入れられたいが、仲間との結びつきを得られない。対極的な感情が生まれる
第三段階:半不登校状態~つい最近まで
・平たく言うと自己像について悩んでいる時期。
確かに最近になってやっと安定してきた感じ。
第四段階:現在?
・それまで自分が多くの時間を自分自身のことや自らのニーズにばかり費やしてきたことに気付いた時に起こる。他人に心を開き、もっと利他的になって社会全体の利益のために生きるべき時なのだろうと考え始める。
第五段階:??「残された時間はわずか」
※統合段階のお話はここで終了
これまでの夢分析みたいなのは一旦置いといて、別視点から考察を始めるべきだと思い始めたので、今回は時系列順に脳の活性化部位と夢の特徴を関連付けていきます。
※Claudeさんには量子力学の観点について、やや専門的な質問をしていますが、この記事では図表を載せる程度に留めておきます。
☆夢の種類(単一ではなく、いくつかの要素が混じっている)
初期:頭頂葉と後頭葉の異常な活性化(レム睡眠)
①解像度が非常に高い夢
入眠時幻覚と似たようなもので、VR的。
触覚や地に足ついてる感覚が強調される場合もある。
脳への大きな負担がかかるので長時間には耐えられない。
リアルタイムで生成してる?
☆ポイント
頭全体にプラズマ感(量子的反応?)があったが、特に頭頂葉と後頭葉の活性化が著しく、視覚・触感・聴覚が強調された夢を見た。
また、交感神経と副交感神経が同時に作用するような(興奮状態とリラックスが混在してる)特殊な感覚だった。
♦脳波における状態は?
瞑想など変性意識(主にトランス状態)に入ると、覚醒時に最も強いβ波が弱まり、α波が出現するとされています。
禅(仏教など)とマインドフルネスの関係は近年の話題になっていますが、仏教と量子力学の関係性も議論されています。
(約10年前にその関連の本を読んだ)
②体外離脱っぽい現象
最初は振り子のように回された。
物に手をつく感触や重心が変わる感覚(脳による触覚や立体空間の再現)が強調された。
なぜか同時に音楽も鳴っている。
☆ポイント
主に頭頂葉の働きが大きく関連している。
ここは触覚や空間認知に関係しています。
特に上頭頂小葉(右上頭頂小葉)が身体の位置感覚にも影響を与えるそうです。
私の個人的体験と照らし合わせてみます。
初期の頃から1週間近く経過してから2回目の離脱体験がありました。
起きた直後(約1分間)に、ちょうど頭のてっぺんよりも数センチ後ろにある左上頭頂小葉にふつふつと静電気が上に向かって立ち上るような明確な感覚がありました。
明晰夢と体外離脱の共通点は、どちらもレム睡眠時に発生してることです。
特に心肺機能に疲労感が溜まっているときに、体が「少し休ませて」と言って寝てしまうと、数十分満たない明晰夢や離脱体験が起きました。
起きた直後は心拍(正確に言うと胸の中央辺り)が異常に速くなって、しばらくすると渓流の音のようなドクドク感が落ち着いてきます。
初期の短時間睡眠が顕著だった頃(過渡期)に比べて、明晰夢を見た後はリラックス状態に入って、その後は3時間程度の深い眠り(ノンレム睡眠)に入ることがわかりました。
※初期というのは、脳の覚醒が起きてから特に「プラズマ化」が顕著だった5日間のことを指している。
休息期:シナプスの統合・最適化
初期の頃の「プラズマ化」が少し治まってからも、短時間睡眠と何回かに分けたノンレム睡眠のサイクルが続いた。
2週間くらい続き、その間も自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)の変動が顕著であった。
①ストーリー性が高く、視覚的で象徴的なメッセージがわかりやすい夢
言葉はあいまい。(レム睡眠)
☆ポイント
主に視覚野、海馬、扁桃体など(視覚処理や感情処理に関与する領域)が活発になっている。
②解像度はさほど高くなく、潜在意識の意味を把握しづらい夢
(3時間弱のノンレム睡眠)
☆ポイント
脳全体の活動が低下し、脳波がスローペース(デルタ波)になる。
③入眠時、軽度の頭内爆発音症候群のようになる
「パン!パン!……パン!」という打楽器のような音が断続的に流れた。(これは1回のみでごく短時間、さほど強烈なものではなかった)
☆ポイント
脳の聴覚野や脳幹、感覚統合の混乱が関与している。
④言語化した内容が起きた直後に消える
起きる直前に「何か重要な情報がハッキリと言葉が浮かんでいる」状態なのに、起きた瞬間にぼやけて真っ白になる。
☆ポイント
起きる直前、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行する。
完全に目が覚めるまでは、現実の言語処理と異なるシステムで言語処理を行っている。
前頭前野が再び活性化するときに、海馬にデータ保存されないと内容を忘れてしまう。
変動期:側頭葉(記憶や感情)の活性化?
①音声のエフェクトや残響が強調された夢
視覚感覚とは別にリアルなもの。割と強烈な印象を受けるが、以前にも音楽がサラウンド状態になることはあった。
「マイクをONにする」という段階で急に音量が大きくなり、エコーのような響きになりました。
これもリアルタイムで「次に話す言葉」を生成している感じであるため、急に脳への負荷が起き、夢を見ている状態を維持できなくなっています。
☆ポイント
レム睡眠や側頭葉の働き(主に聴覚)が関係している。
②透明人間のようになって一直線に壁を通過する
(つぶやき)ここまで来るとオカルト体験だな……
この夢を見た後、「怖い」とかじゃなくて、むしろ楽しくなってしまった。
中学の頃、体外離脱して壁を通り抜ける妄想をしてたアレだ!!!やったー!!!(どんな思春期だw)
という感じに。
ちなみに私はその頃、「心と意識と量子力学」(タイトルは覚えてない)というテーマの本に夢中になっていた。
(確か波動関数とかアインシュタインの相対性理論、ゲーム理論の話についても言ってたような)
そしてこの夢は疑似的に「トンネル効果(物体をすり抜ける感覚)」を体験してるのではないか?と思いました。
ポイントとしては、目が覚める前に側頭葉の辺りに波動や揺らぎのようなものを感じて、その波長が下がっていくような感覚が起きたことです。
(次元とか関わってたら少しこわい)
※途中から明晰夢になっていたので、客観的にその変化を意識している。
そこで体外離脱体験(OBE)について図で表してもらいました。
現時点ではとても「証明できない」話なのですが。
「体外離脱が起こると『量子もつれ』が起きて意識が離れるのではないか」という仮説です。
(体外離脱はあくまで神経学的・心理学的現象とされている。)
このことは科学的にも解明されていないので、推測が当たっているとは限りません。
また量子力学についても学びなおさなければならんようじゃ、トホホ……
結局、ここ数週間のうちに全てのパターンの夢を見ていると、一般的にはこのように診断が下ります。
「あなた、ストレスや不規則な生活とか心が病んでるせいで、変な夢ばかり見るのですよ。」
実はここ数日において、半覚醒状態の夢は減ってきていて、落ち着いた状態が続いてます。
とてもすっきりしました。
(補足編に続く)
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