ひいらぎ

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みんなでつくる党大津綾香党首

大津綾香氏は、予期せぬ形で「政治家女子48党」の党首に就任した。それは前任者である立花孝志氏の指名であった。しかし、党運営に関わる中で、大津氏は前党首による政治資金の使途に対して強い疑念を抱くようになった。この疑念は、単なる個人的な違和感にとどまらず、党全体の運営に関わる深刻な問題として認識された。 立花氏からは、党首の地位を返還するよう提案されたが、大津氏はこれを拒否する決断を下した。彼女の目標は、党内に蔓延すると感じた不正を正し、透明で民主的な党運営を確立することであっ

    • 「21世紀の資本論から見る現代日本の課題」

      多くの国民が、富の集中と不平等の拡大に気づいていると思う。それにもかかわらず、なぜそのような状況を変えようとしないのだろうか。この背景には、ピケティの『21世紀の資本』が指摘するように、資本主義社会における「r > g」の構造的な問題が潜んでいるかもしれない。資本収益率が経済成長率を上回る限り、富の再分配はますます難しくなり、格差の拡大が避けられない状況が続く。しかし、多くの人々がこの構造を理解していないか、もしくはその打破が不可能であると感じ、無力感に陥っているのかもしれな

      • 教育がもたらすものとその重み

        63歳になり、改めて教育の重要性とその怖さを痛感している。若い頃は、教育とは単に知識を習得する手段であり、社会に出るための準備としか捉えていなかった。しかし、年齢を重ねるにつれ、教育がただの知識の伝達にとどまらず、個々の価値観や人生観に深く影響を与えるものだと気づかされるようになった。 これまで疑問にも思わずに正しいと信じてきたことが、実は間違っているのではないかと考える瞬間が増えてきた。若い頃に学んだ知識や常識が、今の時代の価値観や社会の変化に照らしてみると、時には古くな

        • 平和憲法の意義と未来への課題

          日本のみならず、世界全体が何か不穏な状況にあると感じられます。先の大戦の惨禍を経験し、不戦を誓った憲法をなぜ変えてまで戦いに備えようとするのでしょうか。戦争がもたらす悲劇とその甚大な影響を知る私たちは、平和を維持するためにあらゆる努力を尽くすべきではないでしょうか。 憲法第9条は、戦争の悲惨さと非人道性を忘れずに、二度と同じ過ちを繰り返さないという強い決意の表れです。それを変えることは、単なる法的な変更に留まらず、戦後の日本が築いてきた平和主義の根幹を揺るがすものです。

          政治家の責任と国民の信頼

          政治家の皆様は何か思い違いをしていませんか?あなた方が国柄を決めているのです。一部の支援者に便宜を図って施策を歪めれば、国柄も歪んでしまいます。その影響は一部の人々に留まらず、全国民に及ぶのです。国民は、皆様が提示する政策や理念を信じ、その信頼のもとに票を投じています。多くの国民は、あなた方の言葉を信頼して付託しているのです。その信頼を裏切ることなく、全ての国民の声に耳を傾け、公正かつ公平な政治を行ってください。 国民の信頼は、一朝一夕に築けるものではありません。それは、長

          政治家の責任と国民の信頼