《現代詩》朝がそこに
それは確かに。
“この世の終わりだ、もうだめだ”
と思っていても
朝、のようなものはやってくる
愛する人がいなくなっても
何も変わらない
変わる気がしない
絶望にうちひしがれて
目の前の現実を直視出来ず
ただ投げやりになって
すべてを終わらせようと思う
待ってほしい
あなたには
待ってほしい。
朝、のようなものは
そこにやってくる。
忙しい方がいい
余計なことを考えずにすむから
ただただ
待ってほしい。
あなたにいてほしい。
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