hocchi*

日常の思ったこと、詩を書いています。 他に本、映画、音楽など。

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  • 現代詩

    生きている今、感じたことを詩にしています。 不定期更新です。

  • 映画が好き

    自由気ままな感想を。

  • 花について

    花が好き。その想いを言葉や画像に残します。一緒に癒されましょう。 不定期更新です。

  • 介護逆転について

    8050問題を含むひきこもりと認知症の家族の日常。 重めの内容です。

最近の記事

谷川俊太郎さんに続き火野正平さんが亡くなった。 悲しすぎる、、 ラストマイルもう一回観に行こう、、

    • 《現代詩》凝縮の幸福

      集合住宅の 狭くて引っ込んだ バルコニーが好きだ 見ていて飽きない カーテンはしまっていても 光が溢れていても 生活の一部分が凝縮されたような 安心感がある 弁当箱の限られた空間に 隙間なく彩りを詰め込むような そんな些細な幸せ 代わり映えのしない毎日でも ちゃんと生活していることを 実感する 人によって 感じ方は違うのだから 誰かに幸福論を押し付けられても 自分だけの小さな ほんの小さな 端から見ても理解されないような そんな価値観でも 自分が満足していれば それでいい

      • 《現代詩》その言葉は

        あなた どこの出身? どこの大学? どこのお勤め? 私って◯◯じゃない? (私あなたと違うの) 結婚しないの? 彼(女)いるの? お子さんは? あなたのためを思って言ってるの 友だちたくさん出来た? みんなと食べると美味しいね みんなそう言ってるよ みんなが持ってるから 友だちいないの? (かわいそう) おまえ 学歴ないだろ 金ないだろ 家持ってないだろ 車持ってないだろ どうせ日雇いだろ どうせパートだろ どうせ資格ないだろ どうせ腕ないだろ 俺の背中を見て覚

        • 小説『方舟』における個人的見解

          以前から東野圭吾さんや湊かなえさん、道尾秀介さん等のどんでん返しミステリーが好きで通勤時間や休日の合間に読んでいました。 しかし現在慣れない仕事に従事しているためか疲れが酷く、気軽に読めるエッセイや自己啓発本を読むことが多くなりました。 久々にどんでん返しのミステリーが読みたくなり、どうせ読むなら高評判で今まで読んだことがない作者のものを、と選んだのが夕木春央さんの『方舟』です。 正直に言いますと、プロットが少し雑なためなかなか興味を持って読み進むことができず時間をかけ

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        記事

          正直に真実を打ち明けていい人と悪い人がいる。 判断を間違えると最悪の事態になるから。

          正直に真実を打ち明けていい人と悪い人がいる。 判断を間違えると最悪の事態になるから。

          とにかく人を自分の家に呼びたがる人。やたら人とつながりたがる人。 苦手過ぎて、、。 うちの姑なんだな、これが。 同居してますぅ~

          とにかく人を自分の家に呼びたがる人。やたら人とつながりたがる人。 苦手過ぎて、、。 うちの姑なんだな、これが。 同居してますぅ~

          ドラマ『わたしの宝物』 「托卵」がテーマなのだからどんな事情であれ子どもちゃんだけはしっかり育っていってほしいですぅ

          ドラマ『わたしの宝物』 「托卵」がテーマなのだからどんな事情であれ子どもちゃんだけはしっかり育っていってほしいですぅ

          ミスチルライブ その後

          ライブが終わって以前よりもっとミスチルが好きになったらしい娘。 社会人二年生の娘には『miss you』の成熟した大人なアルバムの良さはまだしっくりこないみたい。だけど今回ライブ中、黒ずくめのスーツで大人な雰囲気のメンバーのかっこよさに「すごい、、」拓ちゃん&サニーを含むメンバーの壮大な演奏に「すごい、、」ライブステージの趣向を凝らしたアートワークに「すごい、、」不調を乗り越えた桜井さんの音源と同じ声に「すごい、、」と全く語彙力なしではありますがすっかりハマったみたいです。

          ミスチルライブ その後

          『Mr.Children tour 2024 miss you arena tour』神奈川追加公演 雑感

          ライブから2週間以上経ってしまいました。 去る10月27日、ミスチルのニューアルバムのツアー神奈川追加公演に行ってまいりました。 娘がミスチルのライブ行きたい、チケット取れない?と私に聞いてきたので今年の夏休みに行こうと何度か応募してもなかなか当選せず、やっとこさ念願叶ってのミスチルライブ。 娘はミスチルデビュー25周年記念ライブ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』が初ミスチルライブ。当時高校生でした

          『Mr.Children tour 2024 miss you arena tour』神奈川追加公演 雑感

          《現代詩》秋の空

          秋は短すぎる だから秋なのかなぁ この空がいつか曇っても 「永遠などない」って そう君はつぶやくんだろう 秋は寂しすぎる だから秋なのかなぁ 「この世って人の気持ちを 置き去りにする」って そう君はつぶやくんだろう 秋は切なすぎる だから秋なのかなぁ 秋桜が風に揺れている 「散るのに身を委せてる」って そう君はつぶやくんだろう 君の髪が靡く だけど君は泣かない いつものように 秋を 「今」しかない 秋を 感じる 君がつぶやく 秋の空

          《現代詩》秋の空

          全ては“お客様のために”という使命。映画『ラストマイル』鑑賞

          サービス業に携わる者であれば“お客様のために”業務にあたるのは当然とされている。 配送業者であれば”お客様のために”早く荷物を届けること。 そのサービスが行き届いていない、とみなされるのは一般的に荷物の遅延が大半である。 不在通知が届いたため指定された日時に再配達したにも関わらず受取人は不在。再度不在通知を投函し荷物を会社に持ち帰る。身支度し帰宅しようとした後に「今すぐ持ってこい」と言われた場合。すぐに対応できなければ直ちにサービスが悪いと苦情を言われてしまう。電話や対面だ

          全ては“お客様のために”という使命。映画『ラストマイル』鑑賞

          《現代詩》当たり前じゃない日々

          今日も仕事か また憂鬱な気持ちのまま 空は青く晴れ渡る まるで正反対の世界 それでも世界は すべてつながっているのだろうか 代わり映えがしないようで おんなじ日など二度と来ない 嫌な気分は自分が作っているだけ 皆自分のことでせいいっぱい 誰も気にしちゃいない 人と比べて何になる 何にも持っていなくても ただ目の前のやるべきことを やるだけ それだけ 当たり前のようにみえて 当たり前じゃない すべて自分の選択した道を 誰かのせいにして過ごしてるけど 当たり前のような日々も 当た

          《現代詩》当たり前じゃない日々

          《現代詩》理想なんて

          言い訳してしまった日 誰かに責められた訳でもないのに 何故素直に打ち明けなかったんだろうと 不思議に思う 自分の不甲斐なさに苛立ち 身近な人に八つ当たりし 落ち込むだけ落ち込む 「このままでいいのか」 「これが望んでいた生活なのか」 どうしたらいいのかわからない 夢なんて ないに等しい 希望なんて あるようでない 理想なんて それじゃあ 何者にもなれないじゃないか どこに向かっているの? 私は私を見失う 堂々巡りの 実体なき不安 そんなもの 抱いてたって 仕方な

          《現代詩》理想なんて

          《現代詩》乗り越えたくて

          何を恐れているのか 何に怯えているのか 結局のところ 自分自身がわかっていないじゃないか 理不尽に怒鳴られたって 見え隠れする悪意に気づいたって どうすることもできない ただ誇りを持て 風にたなびく巨大な旗のように ゆらゆら揺れ動いても 簡単に飛ばされるな ちっぽけな自分 確かに ここにいるじゃないか 貶されても 無視されても 風に向かい立つ気高いライオンのように たてがみ靡かせ 何が起きるかわからなくても 槍が飛んできたら 素早く己の身を翻せ 時代は進んでゆく

          《現代詩》乗り越えたくて

          《現代詩》夕立が来る前に

          夕立が来る前に 早く家に着かなきゃ 昼間あんなに 日射しが強くて 肌がちりちり ちりちり 痛い程の熱を帯びてたのに 遠いあの夏の日 学校は夏休みに入ったが 嫌々ながら通っていた プールの塩素の匂い 背中に日焼けの痛みを感じながら ふらつきながら帰って 畳の上でうたた寝した ふいに来る あの金縛りを 思い出した 生き急ぐなよ 己の若さに警告を込めて 夕立が来る前に 早く家に着かなきゃ もしかしたら 洗濯物は干しっぱなし もしかしたら 部屋のクーラーつけっぱなし もしかした

          《現代詩》夕立が来る前に

          ただ描きたい。それだけ。映画『ルックバック』鑑賞

          すごくよかった。 ラストはハッピーエンドとは言い難い。 なのに何故か清々しくて。 映画ではディズニーやピクサーしか見なかったアニメ。あまり長い時間スクリーンを眺めたくなくて選んだ1時間弱の映画。 自分の絵の才能に自信たっぷりの藤野。 才能がありながら自信がなく引きこもる京本。二人の成長の過程で起きる某事件を思わせる悲劇。 あの加害者だって自分の才能を信じていたのだ。 絵だけでなく、音楽や小説等すべての創作には少なからず他人と類似してしまう可能性がある。どんなにオリジナ

          ただ描きたい。それだけ。映画『ルックバック』鑑賞