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八軒自然科学クラブ誕生秘話2
水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前回の続きで、八軒自然科学クラブが誕生した経緯語りです。
ロクデナシの私を何とかするため、札幌市中央区の旭ヶ丘地区で行われていた「旭山自然科学クラブ」に参加させた母。
しかし、札幌市西区の八軒地区に引っ越す事となってしまいました。そのため、今後について悩んでいた母にアドバイスをした方がいた…と言うのが前回です。
アドバイスをくれたのは、「旭山自然科学クラブ」の指導員をされていたH先生です。悩んでいた母はH先生に相談し、H先生は、
「自然科学クラブを続けさせたいなら、エスせんママさんが作ればイイ」
…とアドバイスしたらしいのです。
とは言え母は、ごくごく普通の主婦です。社会教育団体を運営する方法なんぞ、全く何も知りません。そこで、H先生は母へ様々な知恵を授けてくれたのでした。
1.取り敢えず、地域の町内会から許可を取り子供会として組織する。
2.指導員は、H先生の後輩を紹介する。
3.最初の呼びかけは、H先生の口利きで地域の小学校に行う。
4.活動内容は、「旭山自然科学クラブ」を参考にする。
こうして、H先生からアドバイスされた母は、「八軒自然科学クラブ」を創設するために動き出す事となったのでした。
まずはH先生のアドバイス通り、地域の町内会から許可をもらい、母は子供会を組織しました。「八軒自然科学クラブ子供会」と言う訳です。
普通の子供会と異なっているのは、地域の町内会の下部組織的な子供会ではなく、幾つかの町内会にまたがる子供会とした事でしょう。当時、八軒地区には2つの小学校があり、その両方から子供を集めるためには、そうせねばならなかったのです。もっとも、八軒地区には地域の町内会の他に、「八軒連合町内会」と言う組織もありました。そのため、連合町内会の下部組織的な扱いで設立する事ができた様です。
なお、後に八軒地区の小学校は4つに増えましたが、この時に全部の地域を網羅していたので、スムーズに全ての学校へ募集を行う事が出来ました。
組織が出来たので、次は指導員の確保です。
私の曖昧な記憶では、最初の何回かはH先生がしてくださった様に覚えているのですが、間違っているかもしれません。
H先生は約束通り、後輩の小学校教師を紹介してくれました。私の野外活動の師匠である、M先生です。私が師匠と勝手に思っているくらいなので、M先生は凄い…と言うか、とんでもない方です。
あ、でも、もう1000文字を超えてしまいました。では、続きは次回と言う事で。