ダニー…お前って奴は…【前編】
金曜は、月~木曜に入らないテーマです。今回は、思わぬ事で大変なめにあった話を。
令和6年8月10日、風呂に入ろうとした時、左肩に何やらぴらぴらした物があると気付きました。「気付かない内に吹き出物が出来て、瘡蓋(カサブタ)になったのかな?」と思いながら、ぴらぴらを引っ張ってみました。
しかし、取れません。何回か軽く引っ張っても取れないので、少し強く引っ張ってみました。すると、「ぶちんっ!」と言う少し強い手応えがして取れました。
取れた物を見ると、茶色くて、平べったくて、毛のような物が何本か生えています。よ~く見ると、「毛」だと思ったソレは、どうやら「足」だと分かりました。
うん…コレ、マダニの仲間の死骸だね。
八軒自然科学クラブでは頻繁に襲われたので、とっても馴染みの虫さんです。ぺったんこに干涸らびていても分かります。
と言う事は…先程の手応えから考えて、頭部と嘴が皮膚に残っていると考えられます。そのままにしておいたら、皮膚の少し深い部分に刺さったままの嘴から化膿し、皮膚炎などを発症する可能性があります。
でも、もう土曜の20時過ぎ。今更、慌てて救急へ行っても、翌日、ゆっくり休日当番病院へ行っても、それ程の違いはありません。この日は、さっさと風呂に入って寝る事としました。
因みに、ダニが襲ってきたのは何時、どこか?
最も有力なのは、お墓参りをした8月7日です。
他の方が置きっ放しにした花束を、墓地の横に広がる笹藪の陰に置きに行きました。ここなら、花束くらいなら枯れて自然に還るだろう…と考えたからですが、おそらく、この時に笹の葉の裏に潜んでいたダニが襲ってきたのだと思います。笹藪はダニが多いですし、お墓参りと言う事で比較的軽装でしたから。
少し長くなりました。推理の続きと病院での話は、また次回とさせていただきます。