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札幌木鶏クラブ7月例会

 金曜、月~木曜には当てはまらない内容を書いています。今回から何回か、私が学びの場の一つとしている、札幌木鶏クラブの例会について紹介します。
 人間学を学ぶ『致知』という雑誌があります。その『致知』を読んで感想などを語り合う事で、より学びを深めようという集まりが「木鶏クラブ」です。札幌木鶏クラブは、札幌市内で開催されている「木鶏クラブ」です。
 今回は、令和5年7月20日(木)に開催された、札幌木鶏クラブ7月例会で私が学んだ事を書きます。なお、プライバシー保護のため、ここでは全て名前を伏せさせていただきます。
 7月例会では、『致知』7月号について語り合いました。7月号の特集テーマは、「学を為す 故に書を読む」なのですが、何故か、「私は本を読むのが苦手で…」とか「本は読まないので…」とか「本は積んでおくばかりで…」という話ばかり出てきます。もっとも、そう書いている私自身も、最近はライトノベル専門ではあるのですが…。
 そういう話の流れのせいか、京都大学名誉教授の鎌田浩毅先生の記事「人生を豊かにする一生モノの読書術」に共感した…と言うか、「ホッとしました」という意見が多かったです。「読んだ量やジャンルの広さは問題ではなく」や「読み飛ばしていい」などと書かれていた事で、「今の自分でもイイんだ」と安心した方が沢山いたのでしょう。
 その様な話の中でS先生(※)が、「水を温めると蒸気になるが、冷やせば水に戻る。しかし、卵を温めると茹で卵になり、冷やしても元の卵には戻らない。本を読むという事は、自分に対して、その卵の様な変化を生じさせる事なのではないか」という事を仰っていたのが印象的でした。私には無い発想と言うか、着眼点を与えていただいたからです。
 『致知』は当然として、おそらくライトノベルからでも学べる部分はあると思います。そう考え、読書を通し、ほんの少しずつでも成長し続けていきたい…そう、私も思います。
   ※ 学校の教師ではありませんが、私にとっては人生のヒントを
     与えてくださる方なので、「先生」と呼ばせていただいて
     います。

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