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インチキ島跳び遊び・後編

 月・火曜は学校教育の話です。今回は前回の続きで、インチキくさい体育実践を紹介します。

 低学年の「走・跳の運動遊び 跳の運動遊び①」で、沢山の島を作って、それを跳ばせる事にした私。さっそく、体育の授業で校庭に「島」を作ってみました。

実際の「島」。前回記事とは別アングル。

 適当に線を繋げばイイので、そんなに手間はかかりません。子供たちが準備運動している間に、7割くらい線を引き終わりました。残り3割を引く間は待たせてしまいましたが、私が予想していたよりは、そんなに待たせずに済みました。
 島が完成したら、スタートの島に子供たち全員を入らせます。そして、反対側にあるゴールの島までジャンプして行く様に伝えました。この時、条件を3つ出しました。

1.ジャンプする時は、必ず両足で地面を蹴る。
2.友達にぶつからない様に、飛ぶ方向には注意する。
3.ゴールの島まで、必ず「8回」ジャンプして着くようにする。

 30人以上の子供たちが一斉に出発するのは、いくら何でも混雑しすぎです。そこで、4分の1の子供たちをスタートさせました。この子供たちがゴールしたら、次の4分の1をスタートさせます。この方法で、特に混乱もケガも無く、全員がゴールの島に到着しました。
 今度は、ゴールの島からスタートの島まで移動させます。もちろん、変化のある繰り返しをするため、ジャンプの回数を「12回」に増やしました。
 それも全員クリアしたので、次は「15回」に増やしました。これも、全員がクリアです。
 最後は、タイムアタック制にしました。30秒間で何回ジャンプできるか…誰が1番になるか競走です。メモをしてないので記録は残っていませんが、上位に入った子は40回以上ジャンプしていたと記憶しています。間隔が狭い島と島をジャンプすれば、確かに、その程度は1年生でもジャンプ出来るでしょう。
 インチキくさい実践でしたが、少なくとも子供たちを盛り上げる事は出来ました。手間の割に良かったと思います。


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