最高の星空
水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、蘭越町でサマーキャンプをして感激した事を書きます。
蘭越町でサマーキャンプをして最も感激した事…私の場合、それは星空です。蘭越町の星空は、札幌市では絶対に見られない美しさなのです。
まぁ、当然でしょう。札幌市の場合、街が明るすぎるのです。街灯だけでなく、信号も多いですし、広告の明かりも沢山あります。
どんなに明るいかは、札幌の山々(手稲山とか三角山とか藻岩山とかで十分)で夜の登山をすれば一発で分かります。
私は盤渓の林道を歩いた事がありますが、山頂を境にして明るさが全く異なりました。街側は明るく光っており、空もぼんやりと白っぽく感じます。それが、山側は真っ暗です。「漆黒」という感じがします。もちろん、本当は「漆黒」ではないのですが、街側が余りにも明るいので、その様に感じてしまうのです。
それだけ周囲が明るいと、光の弱い星は見えません。空の白っぽさに溶け込んでしまうからです。
蘭越町にも街灯はありますから、それなりに明るくなっています…が、必要最小限の明るさという感じです。そのため、空は白っぽくありません。先程の言い方なら「漆黒」と言えるでしょう。
当然、光の弱い星もくっきりと見えます。
上里(カミサト)でナイトハイキングをした時、空を見上げると正に「満天の星空」でした。「あれはカシオペアだね」「あっちに北斗七星が見えるよ」などと、星座を見つけながら歩いた事が思い出されます。
また名駒(ナゴマ)では、校庭にシートを敷いて寝転がり、星空を見上げた事がありました。目に映るのは、真っ暗な空と数え切れない程の星…天然のプラネタリウムを思いっ切り堪能しました。
あ~、懐かしいなぁ。
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