ラップっぽく詩の音読
月・火曜は学校教育話。今回は(今回も!)テキトーくさい音読の授業を紹介します。
光村図書の1年生の国語教科書に、「いちねんせいのうた」と言う詩が載っています。とっても素敵な詩なのですが、ややリズム的に読みにくい面があります。
手拍子しながら読む「手拍子読み」などで、「タン(ウン)タン(ウン)タンタンタン(ウン)」など何通りか行ってみたのですが、今一つピンときません。
その時、ふと、クィーンの「WE WILL ROCK YOU」のリズムで読んだらどうだろう…と思い付きました。「ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)」のリズムです。
試しにやってみると、これが面白いのです。伝わるかどうか分かりませんが、一部を紹介してみます。リズムだけが書いてある行は、足踏みと手拍子だけしています。詩とリズムが並べて2行で書いてある部分は、リズムに合わせて音読しています。
ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)
あおい そらの こくばんに なに かこう
ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)
ドンドンタン(ウン)
うでを のばし ちからを こめて
ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)
まっすぐ いちねんせいの 一(イチ)
ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)
著作権の問題がありそうなので、これ以上の紹介は避けておきます。教科書をお持ちの方がいたら、試しに手拍子などをしながら読んでみてほしいです。
これ、滅茶苦茶ラップっぽく聞こえます。私的には、「カッコイイ!」と感じました。学級の子供たちにも好評で、半数以上の子供たちが、「色々やった中で、この読み方が1番好き」と言っています。
これが絶対に良い…とは言いませんが、こう言う読み方も、まぁ、「あっても良いかな」と私は思います。