見出し画像

蘭越町名駒でのサマーキャンプ


 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話。今回からしばらく、サマーキャンプで利用させていただいた蘭越町名駒(ナゴマ)について書きます。前回まで書いていた上里(カミサト)と名駒の簡単な特徴、そして変更した経緯については巻末の過去記事一覧を御覧ください。
 上里が「野趣溢れる」とか「ワイルド」という感じだったのに対し、名駒は「北海道の里山」とか「のどか」という感じの場所でした。
 活動拠点の周囲は、美味しい蘭越米を作っている水田が、どこまでも広がっています。サマーキャンプの時期は、ちょうど稲が青々と伸びている時期で、緑色の稲が目に優しいです。
 あちこちに林が点在していますが、「森林」という感じではなく、本当に「ちょっとした林」って感じがします。活動拠点は名駒の集落の中にあるのですが、周囲の家の数は多くなく広々としています。
 日中に耳をすませば、用水路を流れる水音とバッタの鳴き声が聞こえてきます。時々、キリギリスも混じるかな…。
 これが夜になると、コオロギなどの鳴く声とカエルの鳴く声に変わります。夜空を見上げれば、広々とした真っ暗闇の夜の空に無数の星の輝きが見えます。
 本当に、の~んびりするには最高の場所でしょう。
 こうやって記事に書きながら改めて思い出すと、名駒に移ってからのサマーキャンプは、「ワイルド」と言うより、「のどか」「のんびり」と言う感じに変わったように思います。もしかすると、活動する場所の影響を受けたのかもしれません。
 いや、実際、上里の時より名駒でのサマーキャンプは様々な面で文明化(?)されました。おそらく、その事で影響されたのでしょう。それについては、これから何回かに分けて書いていきます。


いいなと思ったら応援しよう!