未計画ロングツーリング4(ビーナスライン)
こんにちは、おくとです。
ツーリング4日目、実質最終日です。
この日は色々な意味で充実していました。
前回はこちら
走行ルート
1.嬬恋パノラマライン
まずは北へ、嬬恋パノラマラインへ。
南ルートから北ルートとぐるっと一周します。
南ルート
ところどころ砂、土は浮いていましたが、交通量もなく快適です。
こんな時こそトコトコツーリングを楽しむいい機会。無振動な4000回転付近で流します。
北ルート
ある程度走ると、キャベツ畑が両側に広がるそうです。
そんな景色を待ち焦がれながら、トラックについてトコトコと走ります。
すると突然、尻に刺すような激痛が。
まさかの
自分でも意味が分かりませんが、どうやら尻を蜂に刺されたようです。
バイクで走ってる最中そんなことなる?と疑問が尽きませんでしたが、体が痛みとして現実を伝えてきます。
すると、待ち望んでいたのどかな風景。
その景色を楽しみながら走りたかったのですが、痛みが許してくれません。
その数時間後、ツーリングを楽しめるまでに快復しましたが、なかなか驚きの体験でした。
2.蓼科スカイライン
佐久市から白樺湖へと走ります。
ビーナスラインへ向かう途中、蓼科スカイラインを走ります。
ビーナスラインの前座程度に考えていたのですが、思わぬ伏兵で,
今回のツーリングのハイライトとなりました。
攻める楽しみ
攻めたくなるようなRのカーブがひたすら続き、交通量も皆無です。
試しにいつもよりギアを下げて、多めにエンジンを回して、しっかり集中して攻めてみます。
ナビでコーナーの形を確認、侵入時にはしっかりスピードを落とし、ラインを確認し、いつもよりバンクし、しっかりアクセルを開けて抜ける。
今までに感じたことのない胸の高鳴り、思いのままクイックにバイクを操る楽しさ。コーナーを上手くクリアしたときの達成感、爽快感。その全てが初めての感覚で劇薬です。
次のコーナーでは、より上手く。毎コーナー集中して走ります。
今までの「攻める」は「流す」でしかなかった。それを思いっきり突き付けられたような、価値観が根底から覆されるような時間でした。
一応断りますが、安全第一です。自分には、限界の限界を攻める度胸も技術もありません。
3.ビーナスライン
白樺湖から美ヶ原高原へと走ります。
流す楽しみ
蓼科スカイラインで攻め疲れ、ビーナスラインは心地よく流します。
そもそも、有名な観光道路で車も多く、攻めるような走りには向かない道です。
景色を見ながら、風を感じながら、ゆっくり目のペースで流すのも間違いなく楽しいのです。
以前カブで必死に登ったなあ…なんて思い返しながら気持ちよく登ります。
美ヶ原高原手前の急坂のつづら折り、カブだと1速でしか登れなかった所も2速で軽く登ります。
そして、写真を撮りたいところでは気軽に止まります。
もう足つきに怯えていた自分はいません。
そして、ゴールの美ヶ原高原へ
美ヶ原高原
道の駅美ヶ原高原、標高2000mの日本一高所にある道の駅です。
地上だと暑かったライディングジャケットもここの気温だと丁度いいくらい。なのですが、風が強すぎて寒いです。少し休憩して即撤収、長居すると風をひきそうです。
ツーリングの終わり
ひとまず、これで今回のツーリングは終わりです。
5日目は都内を横断して帰るだけの移動日です。