日本三大カルスト、それぞれの印象
こんにちは、おくとです。
ネタ切れ感が出てきたので、以前日本一周で撮った写真を見ながら書いてみました。
カルストと日本三大カルスト
始めにカルストとは
カルスト地形(カルストちけい、ドイツ語: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形
(Wikipedia カルスト地形)
正直文字だけだとわかりにくいですね。
こんな感じで岩が浮いている地形です。
広がる草原の中、ポツンぽつんと浮いている白っぽい巨岩は異質さを感じさせます。
三大カルストとは
そんなカルスト地形が大規模に広がる場所、それが日本三大カルストです。
平尾台カルスト 福岡県
秋吉台カルスト 山口県
四国カルスト 愛媛県、高知県
日本一周で全部走ったので、それぞれの印象を紹介します。
平尾台カルスト 福岡県
アクセスが良く、アットホームなカルスト
北九州市の中心からほど近く、地域の憩いの場なカルストです。
カルストを望める広場があり、老人ホームの人々が宴会していたり、ファミリーがピクニックしていたり。昼頃に行きましたが、とても和やかなアットホームな雰囲気でした。
ハイキングの人も多い、様々な面でフレンドリーなカルストです。
秋吉台カルスト 山口県
THEカルスト
三大カルストの中で、カルストという印象が一番強いのがここです。
展望台から見まわせば、あたり一面のカルストを堪能できます。
さらに、カルストロードという道があり、本当にカルストの中を走れます。
いわゆる”出せる”道で、少し走りたい気持ちもくすぐられますが、左右に広がる絶景がそんな邪な気持ちを吹き飛ばします。
カルストカルストってしつこいですが、それだけここの印象は「カルスト」です。
カルストに行きたいならここをお勧めします。
四国カルスト 愛媛県と高知県の県境
カルストを超える四国山地の雄大さ
最後は、四国山地の高所にあるカルストです。
自分が行った感想としては、カルストって印象はあまり残りませんでした。
カルストの規模としては申し分ないのですが、大自然の感動がそれを圧倒的に凌駕します。
1400mの高地から、どこまでも続く圧倒的な四国山地を見下ろし、自然の雄大さに感動。いい意味で自然に対する人間の無力さを感じます。
夜は、併設の姫鶴平キャンプ場で過ごします。
2m先も見えないような濃霧に飲まれるも、雲の間から満点の星空を望むも、全ては天候次第。
毎晩異なる表情を見せる四国山地は、何日いても飽きません。
テント内で目覚めた朝は、寝ぼけ眼で少し歩いて展望台へ、一瞬で目の覚めるような絶景が迎えてくれます。
四国に行くなら行かない手は無いと思います。大自然として、キャンパーとしてこれ以上の贅沢は無いでしょう。完璧です。
まとめ
アクセスがいい平尾台カルスト。
THEカルストな秋吉台カルスト。
カルストを超える大自然が待つ四国カルスト。
三大カルスト、それぞれに違った良さがあります。