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好きな声優さんについて語る〜上田麗奈さん〜


初めて声優さんの絵を描いたかも

上田麗奈さんの名前を初めて聴いたのは、鬼滅の刃の栗花落カナヲ役。
儚げでお上品な声、だけど、どこかほの暗さを感じた。
ラジオで話していた声が耳から離れずに、出演作をチェックするようになった。

その後、原神の甘雨役で心を掴まれる。

https://www.youtube.com/watch?v=_yZTVFSzJC8

甘雨というキャラクターは普段はとても穏やかで、ポヤポヤした感じの女の子(1000歳超え)なんだけど、戦闘になると一変、とても凛々しい声になる。
今にも蕩けてしまいそうな普段の声からは、想像もつかないほど鋭い声。
「瑠璃のように落ちなさい!」を初めて生で聴いた時は、鳥肌がたった。

上田さんの声には、揺らぎがあると思う。
それがある種の不安定さを生み、キャラクターの裏にある闇や暗い過去を描写している気がする。
この揺らぎは、彼女の歌を聴くと分かりやすい。
音程が安定した、ストレートに伸びる声とは違うんだけど、
感情をそのままたっぷり乗せたような、波のようにうねる声。
幸せな曲ではこっちも幸せな気持ちになって、薄暗い曲ではゾクっと背筋が寒くなる。

最初知った時は、いわゆる「癒し系ボイス声優」の枠かと思っていた。茅野愛衣さんのような。
でも違うな、たぶん…上田さんは闇だ。
優しくて穏やかで、聴いているとふわ〜〜っと眠くなってくる声なんだけど、
その奥に、なんかヤバいものを感じる。
パステルカラーに包まれたような、漆黒の闇を感じる。


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