40代のおっさんもときめきたい
皆さん毎日ときめいてますか?
自分が選んだ好きなものに囲まれて生活すると幸せな気持ちになりますよね。
え、突然何って?私ですか?
私はですね、
最近全くときめいてません!
確かに結婚するまでは自由に好きなものを選ぶ毎日でした。
家具はモノトーンで黒基調。コルビジェの椅子に憧れるもお金はないから似たようなのを探して部屋に置いてましたね。
服はファスナーに執着していて、京都寺町付近の古着屋を回っては服を探すというよりファスナーを探してました。
最終的には足りないファスナー欲を満たすため自分で一回ハサミで服を切り刻み、再びファスナーをつけて修復するというフランケンスタイルを確立したっけ。
ファスナーと言えばミスチルのこの曲。この曲も歌詞も当時好きだったなあ。
あとは靴なんかも既製品には飽きちゃってコンバースのオールスターにハトメとかビスとか打ちまくって遊んだりしてましたね。
振り返れば人と同じファッションをとにかく嫌がっていた時期でした。
そして極め付けはTシャツとメガネの収集。
Tシャツは気に入ったものを写真に撮ってノートに貼りその子との出会いや思い出を綴るという変態ぶりでした。
今そのノート探したけど見つからなくて残念です😢思い出とともに消えてしまったのか。見つかったらシェアしてまた記事を書きたい!
ラブサイケデリコの非売品Tシャツが1番気に入っててすごい大事に着てたのを思い出します。
どっちかと言う飾るよりは着て楽しむ派だったのですが、井上雅彦のバガボンド展で買ったTシャツはアート色強すぎて着こなせなかったなぁ。
メガネも当時10個は軽く超えていて、1番お気に入りだったのは正宗って子でした。
これ、JIN'Sで買ったんですけど、名前からわかるように刀をモチーフにしているんですよね。
テンプルが鞘になっててフレームの上半分は深い黒、下半分は刀身のようなシルバー。
控えめに言って厨二男なら絶対欲しくなるメガネだったのです。
画像検索したけどもう出てこないよなー。昔はJIN'Sも個性的なラインナップが色々あったけど最近は似たようなものばかりになって悲しいです。
当時はALOOKとかが出始めた頃で、メガネもファッションとして楽しみ出した時代。
特殊なレンズでない限り眼鏡が3千円から5千円くらいで手軽に買えたんですよね。
だからそれこそ毎日違うメガネを掛けて楽しかったなあ。
当時付き合ってた人がマイトンのどこが好きか?って飲み会でいじられてて即答で「メガネです」って言ってるのを遠目に聞いてキュンキュンしたよなぁ。
学生時代はお金もなくてそんなに高いメガネは買えなかったですけど、社会人になって初任給もらった時はテンション上がって代官山のオサレ眼鏡屋さんに駆け込みました。
確かアランミクリの高級メガネ20万くらいするやつを即決購入したんですが、大事にしすぎてほぼかけないうちに視力が落ちて骨董品となっているのもいい思い出ですね。
金は人を狂わせる。これほんとですよ。
なんのはなしですカネ。
初任給って親とかにこれまでの感謝の気持ちを込めた品を送るもんですけどね。
我慢できなかったんだな、自分。
まあ社会人になって1番お金かけたのは車ですけどね。
色を言うと身バレしそうなんで控えますがミニクーパーに乗ってました。
ボンネットにストライプ入れたくて自分で入れたり、内装も結構いじって給料のほとんど使ってましたねぇ。
車は好きだけど乗り物としてではなく、空間として好きだったんですよね。
これわかる人いますかねぇ。
はい、ここまで振り返って私トキメイテましたねぇ。
プリキュアかマイトンかってくらいキラッキラでした。
ここから転換期が訪れます。
そう、結婚と子育てです。
妻からは趣味が違うと言うことで同居を機に家具は全部廃棄。
Tシャツとジーンズスタイルも受けが悪く、無印のシャツとチノパンに装備全替え。
車は乗り心地が悪いし維持費もかかるので売却。
メガネは子供の玩具と化して次々に折られ手元に残ったのは主力1つと古ぼけたアランミクリのみ。
悲しいです!
自我を取り戻したい!
40代のおっさんだってときめきたい!
そうだそうだと一緒に叫んでくださる方はスキとコメントくださると嬉しいです。
まずは自分の部屋(スペース)を家に確保するところからかな。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
昨晩は波さんの小説を一気読みして幸せな気分で寝たので記事作成が遅れました😅
めっちゃ面白かったのでまだ読んでない方は是非に!(波さん、勝手に紹介すみません!)