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合気道5級審査 

 先日、合気道5級の審査を受けた。その前の週に先輩方から特訓を受け、予め先生から頂いた審査で必須の技を動画で見ながら復習もしていたが、いざ審査となると頭が真っ白になり、何度もできないところがあり、審査している先生からやり直し指示があり、先生からも助言をもらいながら何とか無理くり審査を終えた。 
    自分としては、正直合格とは程遠いレベルだ、と痛感している中、審査を終えて先輩方や先生から、合格おめでとうと、言われることに悔しさを覚えてモヤモヤした気持ちになってしまった。  
     特に、両手どりからの四方投げ、両手どりからの一教での手の持ち替え方が途中でわからなくなってしまったり、普段の稽古中、表や裏に入ることを間違えたりすることがあまりなかったのだが、審査中に限って表に裏の姿勢で入ろうとしたりすることがあり、日頃の練習不足を痛感した。
     先生の技を見て学ぶ、それを動画で何度もみる、その技のポイントとなる動作を文書で書き出す、文章化した動きを覚えようとしてみたが、文章化は、他の人に自分がどこで躓いているのかを説明しやすくなるだけで、咄嗟の緊張した際には、あまり役立たないことがわかった。
     結局のところ自分の身体にその動作が浸透しておらず、自然な動作が染み付いていないのだ。そういう状態では、審査のような緊張する状況下だと、動けなくなってしまうこともわかった。私は、人一倍ものごとの習得に時間のかかる方なので、次の審査には早めに取り掛かりたい。というか、毎週の稽古を大切に取り組んで行こう、と思う。                  


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