概念ネイルチャレンジ

母に「最近随分熱心だね」と言われた。

ポリッシュ塗ることで本当に保護になっているようで爪にヒビが入ったり、薄く剥けたりが減ってきたので大変に喜ばしい。
顔に施す化粧は自分がどうなりたいかも分からないし、なんだかあれこれ塗るものはたくものの種類が多いし覚えきれないけれど、ポリッシュくらいならベースコート塗って好きな色のポリッシュを塗ってトップコート塗って、あとはしばらくじっとしていれば終わりで済むから覚えやすい。
爪の保護という大義名分があるから、1本300円くらいのポリッシュなら気軽に買えてしまうし、これは爪の保護だから、オシャレかどうかとか気にしなくていい。保護するためだから、分不相応に着飾ってるとかじゃない。って思えるところがぐっと心のハードルを下げてくれている気がする。

たくさんの色が並んでいるネイルホリックというKOSEのプチプラポリッシュの売り場を眺めていたらふと
「私、推し概念コーデとかどう組み合わせればいいのか分からないけど、色だけだったら出来るかもしれない。ここにはたくさんの色があるから、ぴったりの色があるかもしれない」
という考えが浮かんできて。
でもその場だけでは「思っている赤」に「一致する赤」がどれか分からなくて一度家に帰ってネイルのデザインを紹介してる人がいるというそれだけの目的で入れていたLIPSを使って色味比較してる口コミとにらめっこしてリストアップ。

Maison KOSÉMode color

Mode colorから黒の「BK010」
赤（ボルドー）の「RD402」

Maison KOSÉアート

アートから金の「GD083」
を購入。
凝ったことは出来ないので人差し指と小指にボルドー、親指中指薬指に黒を塗って黒の指には一筋金のラインを引いてみる。

刀ソシャゲの眼帯お兄さんイメージ
はみ出たところはネイルオイル使ってると剥がれ落ちるので目を瞑る

……出来た！
もっと器用な人たちは絵を描いたりネイルシールやパーツを貼るんだろうけれど小さすぎる爪にシールやパーツを貼るのは骨が折れるし絵は描けないのでこんなもん。

ボルドーの乾きがちょっと遅い個体だったのか、トップコートの筆に色がついてしまったのに気づかず瓶の中身がうっすら赤みがかってしまったし、黒塗る時に筆を取り落としちゃってテーブルクロスに黒い線が走ってしまううっかりも連発したけれどもなんだかとても満足感がすごい。
推しのイメージをした爪になっているというだけでめちゃくちゃ嬉しい。
そういえば十年前にジェルネイルサロンで雪ミク2014イメージで塗ってもらった時もすごく嬉しかったな。
この前、つい買ってしまった概念リングと合わせるともっとしっくりきそう。

これくらいで気分が上向きになるのだからコスパもいいよね、多分。
とりあえずは、もうこれ以上ポリッシュは増やさないようにしなきゃだけど、しばらくの趣味になるといいなあ。