見出し画像

差別化とはなんぞや

やっと今日でGWが終わる。
家族からの「飯ナニ?」攻撃からの解放!!
明日からの日常が待ち遠しい。

GWや年末年始、混乱するのが病院の休診日だ。

たとえば今年のGWはこうであった。

出典 リセマム

このような曜日の配置の場合、
「5月1日、2日は診察しているのか」「5月6日は?」
・・・判断しづらい。
ホームページの休診情報をこまめに更新しているクリニックならいいのだが、そうでないクリニックは困る。

たいがい、子供というのは土曜日の夜や、
連休の中日に体調が悪くなるものと相場が決まっている。

うちの末っ子が今回そうであった。
5月2日に調子が悪くなり慌てて小児科へ問い合わせた。
幸い、かかりつけ医が開いており診てもらうことはできたが、珍しく待合室はごった返していた。
普段は閑散としている小児科なのに、である。
連休前なので「念のため診ておいてもらおう」という駆け込み需要もあろうが、
近隣の同業者が軒並みGW休暇だったため流れてきた患者も一定数いたはずだ。
この日は診察〜調剤薬局で2時間半も要したが、
ひとまず診察していただいたことで安心して連休に入ることができた。

ところがだ。
今年は子供のみならず、私まで連休中に体調を崩してしまった。
今年に入ってからもう4度同じ病気に罹っており、もはやベテランの域に達しつつある。
市販薬でごまかそうものならいよいよ悪化して酷い目に遭うことも経験上知っている。
なので、連休が明けるまで待てない状況だった。

それが5月5日のこと。
クリニックってのはだいたい、祝日を休診日にしているところが多い。
私のかかりつけも例外ではなかった。
「GWも診療 ○○科 千葉県」とググったら数軒ヒットした。
近くはないが、遠くもない場所にもあることがわかり、予約した上で行くことができた。
この病気は、抗生剤を飲み始めるとたちまち症状が消えて楽になる。
休業する同業者が多い中、よくぞ開院してくださった!!
ほんとーーーに救われた。

それにしても、なぜ開業医は同業者と休診日を同じにするのか。
医者だけでなく、たとえば美容院もそうだ。
首都圏だと火曜を定休日にするお店が多い。
私もフリーランスなので同業他者との「差別化」ということをよく考えるのだが、
医者や美容師などの場合、同業者と休業日をずらすことが差別化となり、ビジネスチャンスが広がるのではないのか?
今回私がお世話になった〇〇クリニックなんてまさにそうだ。
休む同業者が多い中、GWも休まず診察。
神かと思った。
従業員のシフト確保も難しいところではあろうが、顧客サービスという観点からいったら顧客満足度爆上がりは間違いない。

もしこれを読んでくださっている開業医の方がいたらば、ぜひ休診日の見直しを検討していただきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?